米で発見された篤姫の“女乗物”が日本へ里帰り、一般公開へ

篤姫の女乗物である「黒塗二葉葵唐草葵牡丹紋散蒔絵女乗物(くろぬりふたばあおいからくらあおいぼたんもんちらしまきえおんなのりもの)」安政三年(1856) スミソニアン協会アーサー・M・サックラーギャラリー提供  [拡大する]

篤姫の女乗物である「黒塗二葉葵唐草葵牡丹紋散蒔絵女乗物(くろぬりふたばあおいからくらあおいぼたんもんちらしまきえおんなのりもの)」安政三年(1856) スミソニアン協会アーサー・M・サックラーギャラリー提供 

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 天璋院篤姫が婚礼時に乗った「女乗物(おんなのりもの)」が、江戸東京博物館(東京・墨田区)で公開されることが、同館にて21日(火)に発表された。米・ワシントンのスミソニアン協会が所蔵していると判明し話題となった篤姫の女乗物だが、日本で公開されるのは初。また、同館が所有する13代将軍家定の生母・本寿院の乗物も合わせて展示される。女乗物による“義母・嫁競演”は、NHK大河ドラマによる篤姫ブームも相まって高い注目を集めそうだ。

 「乗物」は「駕籠(かご)」「輿(こし)」などとも言われ、身分の高い者たちが使用していた “江戸時代の高級車”。特に女性たちが使っていた「女乗物」は、内面・外装ともに豪華な装飾が施されたものが多いという。同館の開館15周年記念特別展『珠玉の輿(たまのこし)〜江戸と乗物〜』開催に際し、スミソニアン協会へ篤姫女乗物の貸し出しを打診したところ、今回の“来日展示”が決定した。

 篤姫の女乗物は1984年に英・ロンドンの「サザビーズ」オークションに出品され、翌年にスミソニアン協会アーサー・M・サックラー ギャラリーが購入。オークションに出品されるまでの経緯は不明で、記録や写真なども一切残っていないという。「当館所蔵の資料を含め、多くの女乗物が海外で発見されています。そのような傾向も含め、明治時代の早い時期に海外に流出したのではないかと想像されます」と同館学芸員は語る。

 内面の絵や随所に使われている金具など、篤姫と本寿院の乗物は似通った点が多いといい、同特別展では “義理の母子”の乗物をさまざまな角度から比較。そのほかにも、細かな金粉を含んだ最高級女乗物をはじめとしたさまざまな「武家の乗物」が展示されるほか、記念講演会や関連講座も多数催される。

 同展は12月16日から2009年2月1日まで開催。

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