石坂浩二が熱弁、宣伝力じゃない手作りの映画のよさを

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 太平洋戦争まっ只中の1943年、日本で「野球は敵国のスポーツ」とされた時代の実話をもとに描く『ラストゲーム 最後の早慶戦』の完成記者会見が5日(火)、東京・新宿の厚生年金ホールで開催され、渡辺大柄本佑柄本明、石坂浩二、富司純子、原田佳奈らキャスト陣と神山征二郎監督が出席。石坂は「宣伝力のある映画が日本映画界を独占するなかで必要な手作りの映画」と昨今の映画シーンを振り返りながら熱い思いを語った。

 『ラストゲーム 最後の早慶戦』は、東京六大学リーグが中止となり、日本で野球が禁じられた太平洋戦争時。戦争の激化にともない学生の徴兵が開始され、学生生活のリミットが決められたとき、早稲田大学と慶応大学の関係者が、野球部員の最後の花道を飾るべく、早慶戦の開催に向けて幾多の困難を乗り越えて試合を実現する姿を描く感動作。

 徴兵というリミットのあるなか、野球に打ち込む学生の姿を熱演した主演の渡辺大は、役作りについて「戦争映画はこれまでに何本か出ていますが、今風の軽さは出したくないと思いました。昔の人と今の人の何が一緒なのかを見出し、共感したことを伝えたいと思い演じました」。そして、「今の若者も当時の若者もそんなに変わらない」とし、共演の柄本佑と打ち合わせのうえ、「度を超えないようにおもしろさを出しました」と語った。

 また、実際に慶応大学OBであり、劇中で慶応塾長を演じる石坂は「この役をやれて幸せ。誰かほかの人にやられては困る(笑)」と挨拶。さらに昨今の日本映画界を振り返り「テレビ局が絡んでいたりする、宣伝力がある大きな映画が日本映画界を独占しています。そうしたなかでこういう手作りの映画も必要です。日本映画の未来を切り開いていけたらと思っています」と本作へかける熱い思いを語った。

 一方、神山監督はこうした話を受けて、撮影のエピソードを交えながら「これ以上ないベストキャスティング。すばらしい題材に恵まれました」。渡辺を含め、キャスト陣をベタ褒めし、映画への自信を示した。



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