2008年01月24日 11時00分

小学校に求められる授業は「礼儀・マナー」と「道徳・倫理」

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 ゆとり教育の施行と撤廃など、時代と共にいろいろと変化している「教育環境」。その教育に関して、ユーキャンが20代〜60代の男女に「小学校で行われている通常の授業以外にどのような授業が必要だと思うか」をアンケートしたところ、【礼儀・マナー】が71.6%と最も多く、次いで【道徳・倫理(命の大切さ)】という順になり、人間性・社会性について学ぶことが重要だと考えている人が多いことがわかった。

 【礼儀・マナー】に関しては、日常の礼儀やマナーについて書かれた「女性の品格」(著・坂東眞理子)が2007年のベストセラーに選ばれるなど関心は高く、小学生のうちから学んでおくのが必要と思う人が多いようだ。【道徳・倫理(命の大切さ)】も64.4%と多くの人があげ、世の中の目に余る振る舞いや耳を疑いたくなる犯罪が多く感じることも要因となっているのかもしれない。

 そのほか【自然体験】や【ボランティア】などが寄せられたが、【インターネットの安全な使い方】や【株式投資】など、21世紀ならではの項目もあがっていた。

 また「直接有名人から学べるとしたら、誰から何を学びたいか」というアンケートでは、スポーツ関連ではダントツで【イチロー】がトップ。そのストイックな姿から「努力と成功の秘訣」、「精神的なこと」を学びたいといった理由から選ばれた。趣味・カルチャー関連では【所ジョージ】が1位に輝き、テレビから伝わる「仕事」も「趣味」も楽しんでいる様子から、「趣味の広げ方」、「人生の楽しみ方や遊び方」といった、人生を楽しく過ごす方法について関心が寄せられていた。

<調査概要>
調査対象:20代〜60代の男女、各年代男女別50名、計500名
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社ユーキャン
調査期間:2007年11月23日〜11月30日





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