名月は“立って座って寝て”待つのが常識

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 今年の中秋の名月は今日9月25日(火)。中秋の名月は、旧暦8月15日の月を愛でる風習で、十五夜(じゅうごや)とも呼ばれる。旧暦に合わせた風習なので、今の暦(新暦)では9〜10月となり、日は一定しない。中秋の名月といえば満月のイメージが強いが、月や地球の軌道の関係などから、満月よりやや早く中秋の名月を迎えることが多い。ちなみに今年の中秋の名月に近い満月は、2日後の27日(木)。また中秋の名月といえば縁起のよい日のイメージがあるかもしれないが、旧暦8月15日は必ず仏滅にあたるため、中秋の名月の日は必ず仏滅である。

 中秋の名月が見られる時期は、秋の夜長で夜の涼しさが目立つ頃。地域にもよるが、夜の気温は15〜20度くらい。スーツやジャケットなど上着を着て、暑くも寒くもない、ちょうどよい陽気の頃である。ただし中秋の名月が見られる頃は、例年秋の長雨のシーズン。過去10年、東京と大阪で、晴れて名月が見られた日数は、ともに3日だけだ。

 でも昔の人は考えた。天気が悪く十五夜で月が見られなくても、次の日を「十六夜(いざよい)の月」、その次の日を「立待月(たちまちづき)」と呼び、様々な名月を楽しんだ。

 さらに次の日は「居待月(いまちづき)」、その次の日は「寝待月(ねまちづき)」と呼び、月が出てくる時間は日に日に遅くなるので、十六夜の次の日は“立って”待ち、その次の日は“座って”待ち、さらに次の日は“寝て”、名月を待ったのである。

 さて今年は中秋の名月が見られるだろうか。予報では、北海道と太平洋側でやや雲が出やすいものの、全国的には晴れ間の出るところが多くなり、秋の長雨のシーズンとしては、名月鑑賞にはまずまずの天気となりそうだ。

(日本気象協会 田代大輔)



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