覚えておきたい! 海外で道に迷った時の鉄板フレーズ
慣れない土地で地図が読めない…道に迷った時の“とっさの一言”
でも異国の地で観光客が迷っていると、現地の人はなにかせずにはいられないという感じで「わたし同じ方向だから連れて行ってあげるわ」とか、「その目的地の近くで俺レストランやっているから、案内がてら一杯飲もう」なんて素敵な出会いにつながったことも……。今回はそんなふうに道に迷ったときに話しかける会話例をご紹介します。
「Excuse me, but I think I’m lost. Could you tell me the way to the Boston Museum?」
(すみません、わたし迷ってしまったみたいなんです。ボストン美術館までの道を教えて頂けませんか?)
A passer-by「Oh, OK, sweetie.You can just go straight 2 blocks, and you see a traffic light, so turn right. Then you can find the museum.」
(もちろん。このまま2ブロックまっすぐに行って信号が見えてくるから、そこを右だよ。そしたら美術館があるよ。)
「Thank you so much! I really appreciate!」
(ありがとうございました! とっても助かりました!)
Start walking…
(歩き始めて…)
A passer-by「Hey! You! This is not the way I told you! I have a time now, so I can just take you there.(laughing) You have no sense of direction, huh?」
(ちょ、ちょっと! そっちは僕が教えた方向じゃないよ! ちょっと今時間あるから連れて行ってあげるよ。(笑いながら)それにしても方向音痴だね。)
「Wow, so nice of you! Yeah, I have no sense of direction, but overconfident! That’s why I’m easily lost」
(本当に!? 優しいですね! そう、自信過剰の方向音痴なんです。だからすぐ迷っちゃうんです。)
丸覚え英会話鉄板フレーズが目白押し!
アメリカを代表として、外国の町並みはブロックごとに仕切られています。ですから、道をたずねたら“何ブロック進んで信号(traffic light)を曲がる(turn right/left)”など、シンプルに答えてもらえるので、比較的理解しやすい! ちなみに“you can〜”という言い方は人になにかを聞かれたときに、“こうして、ああして”と指図するときに使います。
次に“I can take you there.”は一文まるごと覚えれば、友達に対しても、家族に対しても“連れて行ってあげるよ”と使えるコスパの高い一文です。
“That’s why〜”(だから〜なんです)は、説明するときに最頻出する一文です。“That’s why you took taxi”(だからあなたはタクシーを使ったのね)と、相手の説明に納得しているときにも使うし、恋人が秀逸なジョークを言ってきた時などに“That’s why I love you”(だから君のことが大好きなんだよ)など、様々なシチュエーションで使える英会話フレーズなので、ぜひ、丸覚えしましょう!
〜One More Tip〜
このような英会話フレーズを使いこなせれば、海外旅行で道に迷っても安心。でも、このような英会話フレーズを覚えるより先に、ホテルへの行き帰りでの迷子対策として有益なことがひとつあります。それがホテルのカードの所持。ホテルには住所が書かれたホテルの名刺のようなカードがあるので、それを必ずもらっておくようにしてください。
受付で“Can I have a card with hotel name and address?”と伝えれば、ほとんどのホテルに常備してあるので、ホテルカードがもらえます。どんなに迷っても、とりあえずスタートオーバーでホテルに戻れれば怖いもんなし!
そのカードを見せて人に聞けば、どんな無名なホテルでも必ず戻ることができます。自分の宿泊しているホテルに戻れなくなることが、迷子のなかでいちばん怖いことなので、ぜひ覚えておいてくださいね!
編集プロダクションverbライター。元NIKITA編集部員。上智大学英文科卒。国際恋愛派のコラムニスト。ezweb、yahooケータイ公式サイト「セクシー英会話術」を運営。