小学校の卒業アルバムに、ある先生が書いてくれた言葉です。そこには、「何かに立ち向かう時、つらい時、苦しい時、私はいつもこの言葉を自分に言い聞かせる。」というコメントが付いていました。当時は英語がわからなかったのですが、この言葉がなんだか呪文のように心に刻み込まれ、後に意味を知ってからは座右の銘となりました。 浪人をし、周囲から無謀といわれながら東大を目指す中で、何度となくこの言葉が呼び覚まされ、勇気付けられてやり抜くことが出来たと思っています。 先日、オバマ米大統領の演説の中にあった言葉「Yes,we can!」を耳にした時には、ものすごく驚きましたが(笑)、同時に親しみも強く感じました。
僕は数学しか好きな科目が無かったので、「数学だけしか勉強したくない」と高校の先生に話したところ、こう返されました。 微分は美しいです。微分とは、あらゆるものの方向を明らかにすることであり、微分できないものはあり得ないんです。 今後もひたすら、全てのことを微分していきたいと思います。
私は、高校時代にラグビー部に所属していたのですが、進学校とは思えないほど先輩が厳しく、1年生の頃は何度も辞めようと思いました。しかし、先輩達が努力して勝つ姿を見る中で、自分も絶対に続けたいと思うようになり、気が付けば自分もラグビーに熱中。この言葉は、そんな先輩から言われたひと言です。 どんなに強いタックルを受けても、そう簡単に倒れるわけにはいかない。限界まであらがって、たとえ倒れるしかなくなっても、1cmでもボールを前に進めるために力ずくで前のめりに倒れる。 この精神は、人生で困難にぶつかった時も同じではないでしょうか。受験の時も、この気持ちを忘れずに日々限界まで頑張って、倒れて、また頑張り…そうすることで、合格を掴むことができました。
「戦国策」は、中国の戦国時代の遊説の士の言説や国策、逸話を国別に編集し、まとめた書物です。その中の一節で、「戦いは、最後の詰めが一番肝心だ」という意味の言葉なんです。自分は何かにつけて詰めが甘かったので、この言葉を目にして「これだ!」と思いました。 受験生活でも、模試などでは良い判定は出ていたのですが、この言葉を意識して最後まで気を抜かずにやり抜きました!
少年時代にバスケットを始めて、高校時代もバスケ三昧で過ごした自分にとって、「スラムダンク」はバイブルでした。この作品には、他にもたくさんの名言がありますが、中でも安西監督のこの言葉は、まさに私の人生の柱です。 現役で東大に合格することは厳しく、何度も私立大学に気持ちが流れそうになったこともありましたが、この言葉を思い出すと諦めるわけにはいきませんでした。 バスケットは今も続けていて、審判員として活動しています。
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