みなさんは、もうインフルエンザの予防接種は済ませましたか? まだの方はお急ぎください! できれば、ご家族の方も一緒に予防接種をしていただくと安心です。 カゼ対策の基本である「手洗い・うがい」も忘れずに。そして、人込みに行くときは必ずマスクをつけましょう。カゼのウイルスは乾燥した場所を好むのですが、マスクをすることで口の周りに湿度が保たれるので、ウイルスが鼻や喉に入りにくくなるのです。夜、マスクをしたまま寝るのも効果的です。 また、勉強部屋の乾燥対策にも注意しましょう。加湿器がない方は、濡らしたタオルをハンガーにかけて置いておくだけで、お部屋が適度に潤います。そして、こまめな換気も忘れずに! カゼをひいたら、ぬるめの日本茶を飲みましょう。午前中はカフェインの多い煎茶が、午後はカフェインの少ない番茶がオススメです。また、ビタミンCを多く含んだ食品をたくさん食べると、体力の消耗を防げます。ビタミンCの摂取は、食前のほうが効果的です。
なんだか集中できない、イライラする……。それは、脳が「低血糖」の状態かもしれません。だからといって急に甘いものをたくさん食べるとかえって逆効果。安定した血糖値を保つためには、疲れを感じたら、小さな飴玉を一つ、甘めのドリンクを1杯、くらいがちょうどいいでしょう。 またストレス解消には、「ビタミンB群」をしっかりと摂取しましょう。脳がストレスを感じると、ビタミンB群が消耗されるので、補う必要があるのです。 ビタミンB群が多く含まれる食品は、「豚肉・大豆・ゴマ(ビタミンB1)」「マグロ・イワシ・鮭(ビタミンB6)」「レバー・あさり・カキ(ビタミンB12)」などです。 3食きちんと、決まった時間にバランスのよい食事。当たり前のことですが、とても大切です。手軽だからとインスタント食品ばかり食べていると、ビタミンB群が不足しますので注意が必要です! 夜食を食べるなら、おにぎりや煮込みうどんなど、炭水化物を多く含むものにしましょう。炭水化物はすぐにエネルギーに変わるので、頭を使う時にはピッタリです。でも、夜の食事は太ります。食べ過ぎには注意してくださいね!
どうしても眠い! そんなときは、思い切って寝てしまいましょう。眠いのを無理に我慢していると、集中力が落ちるだけでなく、体調不良の原因にもなります。 ただし、ぐっすりと朝まで眠ってしまっては大変。目覚ましは90分後にセットしてください。人間の眠りは、90分ごとに「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」を繰り返しています。レム睡眠の時に起きると、スッキリと目覚められるのです。 そして起きたらすぐに、簡単な計算問題や暗記物の復習などを20分程度。これで頭のエンジンがかかりやすくなるのです。 この「90分の法則」は、夜の睡眠にも当てはまります。目覚める時間がちょうど「レム睡眠」時になるよう、調整してみてはいかがでしょうか? 1日は24時間ですが、人間の体内時計は25時間です。人間の体はこのズレを、太陽の光を浴びることによって日々リセットしています。朝起きたら、すぐに朝日を浴びましょう! 夜型生活を続けていると体内時計のズレが直らず、体調不良につながる恐れがあります。また、電気をつけたまま寝るのも体のサイクルを狂わせますので、避けましょう。
肌寒く感じる日は、ホットドリンクで体を中から温めましょう。受験生に特にオススメしたいホットドリンクはココアです。ココアには感情のコントロールに必要な成分「亜鉛」が多く含まれていて、これが不足するとキレやすくなるのだとか……。ストレスが多い受験生には、必須のミネラルですね。また亜鉛は細胞の代謝に欠かせない物質で、不足すると記憶力の低下の原因にもなります。 1日の亜鉛摂取量は8〜15mg程度です。ココアは、製品にもよりますが100g中7mg程度含まれています。ただし、亜鉛の取りすぎは胃腸障害の原因ともなります。1日の上限摂取量は30mg程度ですので、サプリメントなどによる過剰摂取には気をつけましょう。 眠気覚ましには「コーヒー」、集中力アップに効果のある「豆乳」など、受験生にオススメしたいホットドリンクはまだまだあります。 くわしくはコチラをご覧ください。ユニークなアレンジレシピも載っていますので、ぜひお試しくださいね。
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