表紙が地味で文字が小さく読みづらい…そんなイメージを一掃! 各社から出ている太宰の文庫本が続々と装丁をリニューアルし、より読みやすく、親しみやすくなっています。
また、関連本も多数出版されていますので、太宰治に興味を持ったら、ぜひ1冊手に取ってみましょう!
角川文庫は写真家の梅佳代の作品、人気ブックデザイナー祖父江慎のデザインで新装!
集英社文庫は、漫画家小畑健さんのイラスト。代表作「デスノート」を彷彿とさせる仕上がり。
新潮文庫は、「新・太宰治フェア」を開催。表紙はアートディレクターとしても名高い唐仁原教久
富士には月見草―太宰治100の名言・名場面―
太宰治、長部日出雄/著(新潮社文庫)
数々の作品の中から、とっておきの100の名場面を選び、解説。短いシーンの中に詰め込まれた太宰のエッセンスが、まんべんなく味わえます。
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文豪ナビ 太宰 治
新潮文庫/編(新潮社文庫)
悩みの多い現代の若者に向けて「ナイフを持つ前にダザイを読め!!」。作品の魅力や生涯、重松清や田口ランディなどのエッセイが盛り込まれ、バラエティ豊か。
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図説 太宰治
日本近代文学館/編(ちくま学芸文庫)
幼少時からの写真や直筆原稿、また太宰をとりまく人々の貴重な資料が詰まった1冊。わが子を抱く笑顔の太宰などの珍しいショットも。
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直筆で読む「人間失格」
太宰治/著(集英社新書)
代表作「人間失格」の直筆原稿を、写真で完全収録。訂正や書き込みの跡などが生々しく、行間から迫ってくる思いが感じられます。
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