いよいよ受験の本当の本番がやってきた! 私大受験まであとわずか、最大1ヶ月、もう準備万端で追い込むだけ…と言いたいところだが、まだ自信がない、それどころか、実はまだ全然やってない!? しかし、どんなにできていなくても、それは過去のこと。勝つためにはどんな受験生だって、とにかく“今やる”しかない!
目標達成に必要な課題の山に押しつぶされ、何から始めればいいのかも見当が付かず、いざ始めればわからないことだらけ、一学期も夏休みも二学期も手をつけようとした問題集も結局1冊もクリアできず、とうとうこの日を迎えてしまった…そんなキミ。自分みたいな受験生はいない、もうダメだ、なんて思うなかれ! 同じ境遇の受験生は意外と多い。それに、きちんと進めてきても、やれていない不安感を持つ受験生が実に多い。泣いても笑ってもあと1ヶ月、もう時間がない、だから今こそ、これまでの自分を捨てて本気で取り組めるはずだ。 例えば英語。今からやってもムリ、ではない! とにかく始めてみよう。基礎が不安なら英文法だ。前にも提案したが、参考書を1冊、これを1日で全てやってしまおう。わからなくても覚えられなくてもとにかく1冊を総ナメにする。これだけで“違う自分”に生まれ変われる。この1年でどんなに悩んでもクリアできなかった次のステージに進めるのだ!
しかし、これで長文が劇的に読めるようになる、ということは実はない。でも、がっかりすることはない。今までは問題を解く時に「やってないからわからないんだ」と思って自己嫌悪になっていたのが、「やったのになんでわからないんだろう、ココ」に変わる。これこそ合格への第一歩だ。そこから、確実な実力向上への取り組みが進められる。 それだけではない。一夜漬けで丸ごと経験したことが、一挙に全部を繋げてくれる。この効果は絶大だ。今まで順調に勉強してきた受験生でも、1分野を総括して完璧に把握できている人は少ない。それが、昨日までは全くわからないと思っていた自分でも、たった1日で“総ざらえ”の効果をも手に入れられるのだ。 これは英語に限らず、数学も国語も同じ。もう間に合わない、とあきらめるにはまだ早い! まずは1日、必死でやってみるべし! これでいきなりライバルと同じ土俵に立ってしまおう!
社会や理科となると、全然手をつけていない受験生がちっとも珍しくなくなる。直前に追い込もうと思っていたのが、結局基礎から全部やるハメになる、というケースが実に多い。だからやっていなくてもハンデは割と少ない。これも同じようにまずは一夜漬けでいこう。 例えば日本史なら教科書を丸ごと読む。ただ、今度は1日で2回読むのだ。しかし、初めから赤ペン片手にじっくり覚えようとしても無理。1回目は素読に徹してストーリーを楽しむ。なかなか気分的に難しいが、細かいことを覚えようとすると流れが全くつかめない。 ところが、大きな流れを幹にすると、2回目には重要な事柄が選べるようになる。このあとはもう問題演習あるのみ。問題を解きながら教科書を開いて、ここで初めて覚えてゆく、その繰り返しだけだ。 英語などと違って、これらの科目は着実に総合点を上げられる。一夜漬けの後は実戦演習と知識拡充を同時にやって、効率的に合格へどんどん進んで行こう!
入試直前の今、目的はもはや満遍なく学力を伸ばして偏差値を上げることではない。ただ、第一志望に合格することだけだ。だから、他の大学はどうでもいい、第一志望の入試問題だけが解ければいいのだ。そのためには、とにかく過去問題を知ろう。可能な限り遡って全ての問題を解く。そして、その試験の解答に必要な対策に徹底的に絞って、第一志望専用の頭になってしまいさえすればいい! 出願を前に、学力がまだ足りないからと弱気になって第一志望をあきらめ、受かりそうなところを選ぶ、これだけは絶対にだめだ! それでは安全校さえ受からない。 どれだけ自分を追い立てられるか、そのためには本気で行きたい大学へ向かうしかないのだ。そして、今までの自分では考えられないほどの努力を必死でやってほしい。他の皆が1年間かけてやってきたことを、自分は今からでも絶対に成し遂げる、そう強く信じて取り組んでほしい。 この、たった1ヶ月をどう過ごせるか、それは大学受験だけではなく、これから続く大きな人生の関門を勝ち抜いて進んで行けるかどうかに確実に繋がっている。今までできなかったかどうかは問題じゃない。“今やる”かどうかだ。思いっきり駆け抜けて、合格と自信と将来を同時に手に入れよう!
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