早稲田塾の「AO診断」｜大学受験特集

現段階の学力のみに偏らず生徒の個性と可能性を多角的に吟味して選抜されるAO・推薦入試。昨年の私立大学入試では一般入試組を上回る50.3％もの割合となり、もはや大学受験の主流となった感があるが、今年に入って文部科学省が学力審査導入を提言。
また一部の大学では試験の形態を見直す動きが出てきた。

AO・推薦入試は人間が人間を判断する入試。選ぶ大学側の姿勢が改めて問われている。その新しい入試は、どのように対策するべきか？
2008年春、AO・推薦指導のパイオニアである早稲田塾が、AO・推薦入試突破への“基準”となる「AO診断（AO・推薦SP適性診断テスト）」をスタートさせた。

この日本初となる診断テストは、「α診断」と「β診断」という2つの記述試験からなる。試験内容の詳細は実際に受けての“お楽しみ”だが、かいつまんで説明すると、まず「α診断」では、経歴や志望大学などAO・推薦入試に必要な自分のプロフィールを明確にするところから始まる。そして、個性をアピールする自由記述的な内容が続く。これをたった40分で書ききる。また、「β診断」では、ある課題文章が与えられ、それに対してどう思いどう考えるか、そしてどう意見展開をするかが問われる小論文的な内容だ。これがまた、何とたったの20分！

いずれの診断も、それぞれのパーソナリティを全開にして精一杯正直に向き合うことになるテストなのだ。

この2つの診断で、普段から自分とどう向き合っているか、AO・推薦入試をどうとらえているかがあぶり出される。決して着眼点に正解があるわけではなく、何を考え、なそうとしているのか。それが大学の求めるものと合致するのか。
α診断のプロフィール記述では、志望大学の選考基準に達しているかが明確になり、そこだけでも新たな指針が見えてくる。さらに、一人ずつ面接を行い、その人の持つ生のアピール能力や姿勢までも判断基準とする。
こうして、多角的に適性を吟味し、診断結果として集約される。診断結果はAO・推薦適性到達度としてパーセンテージが示され、文章表現力・目的意識・学業成績など6つの項目のレーダーチャートで到達度を示し、また志望大学のアドミッションポリシーと照らし合わせた今後の対策法など、個々の詳細な分析結果とアドバイスが具体的に提示される。

適性到達度の数値は、いわゆる偏差値換算の合格判定とは全く違う。これは模試でも性格占いでもない。
サンプルを基準として単にパターン化して当てはめるのではなく、その人の現状を丸ごと考察するパーソナルな診断書なのだ。そして、この診断結果をもとに後日面接が行われる。たっぷり1時間かけて、現状の理解と今後の対策に向けてアドバイスする。AO・推薦自体がマニュアルに則ってクリアする試験ではない以上、診断に際しても真剣に一人ひとりと向かいあわない限り、何も始まらない。このAO診断のテーマは、「まだ見ぬ自分に出会うこと」。

この診断で、きっと自分の知らない可能性が表れる。AO・推薦入試に立ち向かうには、個性をぶつけ、可能性を発見してくれる“味方”が不可欠なのだ。このAO診断は、今後に対策を進める強力な手助けとなってくれるに違いない。驚くことに、この診断は何と無料！
ぜひこの診断テストにチャレンジして、新たな可能性を発見しよう！