今ドキの図書館(その3)|大学受験特集

読む・学ぶ・調べる…だけじゃない。今ドキの図書館はこんなに面白い!
学生にとって図書館といえば、シーんとした中でコツコツ調べ物…というイメージが一般的。でも、今ドキの図書館は一味違う!楽しい・くつろげる・満足できる、オススメ図書館をご紹介します。
鉄人28号がお出迎え豊島区立千早図書館
図書館に入ると、出迎えてくれるのはあの「鉄人28号」。大人は懐かしさに目を細め、子どもはその迫力に大喜びです。でもなぜ、豊島区立千早図書館に鉄人28号がいるの?
「魔法使いサリー」や「三国志」、「バビル2世」「伊賀の影丸」などでも有名な原作者・横山光輝氏は、昭和35年から死去するまでの45年間、豊島区千早に在住していました。現在もこの地にある氏のプロダクションの協力で、この鉄人28号像をはじめ、人気作品のマンガやパネル、レプリカを展示する「横山光輝コーナー」が誕生。地元の人たちはもちろん、ファンの方がはるばる足を運ぶほどの人気となっています。
マンガは館内で閲覧ができ、一部は貸出も可能。「鉄人28号」世代のお父さん、お母さんと一緒に訪れたら、きっと話が弾みますよ!
豊島区立千早図書館
豊島区千早2丁目44-2

[開館時間]
平日 9:00〜19:00
土日祝 9:00〜17:00

[休館日]
月曜(月曜が祝日の場合は翌日の火曜)・第4金曜、年末年始、特別整理期間

※鉄人28号像をはじめ、館内の写真撮影は禁止されています。ご注意ください。
インデックスページへ ページトップへ
本を捨てるなんてもったいない!その心が図書館を作った矢祭もったいない図書館
矢祭もったいない図書館は、福島県東白川郡矢祭町にあります。この町には書店や図書館がなく、2005年に行われた町民アンケートで、図書館建設を希望する声が多く寄せられました。しかし、資金がない…。そこで出たアイディアが「本を寄贈してもらう」こと。
全国に向けて呼びかけたところ、集まった本は予想を大幅に上回る45万冊! そのほとんどに、本に対する思いや図書館建設への応援メッセージが添えられていたとか。その思いに応えるように、図書館の窓ガラスには本を寄贈した人の名前が刻まれています。
現在は本の寄贈は受け付けていませんが、この経験を生かし、図書館建設を望む自治体のお手伝いをしていきたい、という矢祭町。
「もったいない」は日本の美しい言葉。本は読むだけでなく、生かして伝えていく価値のあるものだ、ということを、この図書館は体現しているのです。
矢祭もったいない図書館
福島県東白川郡矢祭町字石田25

[開館時間]
9:00〜18:00

[休館日]
月曜日(ただし祝日の場合は開館)

インデックスページへ ページトップへ
有名大学が取り組む“本気”のサブカルチャー研究東京国際マンガ図書館(米沢嘉博記念図書館)
明治大学が2014年度までに設立予定の「東京国際マンガ図書館」。マンガの単行本はもちろん同人誌、アニメやフィギュアなどの関連資料を、世界最大級の規模で収集予定です。
でも、なぜ明治大学がマンガを? と思われる方も多いハズ。実は明治大学では、2008年には日本の現代アートやアニメ、マンガ、ファッションなど、日本の芸能や美術を学ぶ「国際日本学部」を開設し、日本のサブカルチャーを体系的に研究しているのです。
現在は本館完成に先駆けて、米沢嘉博記念図書館が開館中。明治大学OBであり、マンガ評論家であり、コミックマーケットの創立メンバーである米沢嘉博氏が遺した蔵書や資料、推計10数万冊が所蔵されています。
マンガの学術的な価値を研究するもよし、懐かしいマンガを読んで息抜きするのもよし。有名大学が取り組む“本気”のサブカルチャー研究は、一見の価値アリ、ですよ!
東京国際マンガ図書館
(米沢嘉博記念図書館)

東京都千代田区猿楽町1-7-1
※閲覧利用には会員登録が必要です。詳細はご確認ください。

[開館時間]
平日(月・金のみ) 14:00〜20:00
土・日・祝 12:00〜18:00

[休館日]
火・水・木、年末年始、特別整理期間

インデックスページへ ページトップへ

前ページへ 次ページへ

受験特集一覧へ



▲今ドキの図書館(その3)TOP

顧客満足度ランキング
大学受験 塾・予備校 現役
大学受験 塾・予備校 高卒
中学受験 塾
中学受験 個別指導塾