スポーツ観戦時に使える英会話【基本編】

  • スポーツ観戦時に使える英会話

 近年は、海外旅行のツアープランにスポーツ観戦を組み込んだものや、そもそもスポーツ観戦を目的にした海外ツアーも増えてきました。オリンピック、メジャーリーグ、記憶に新しいところではワールドカップなど・・・熱心なサポーターが現地に訪れて試合を盛り上げているのを、テレビなどでもよく見かけます。海外旅行によく行かれる方の中には、「スポーツ観戦は大好きだし興味はあるけれど、スタジアムでのやり取りや観戦ルールがわからないから」と躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは、そんな方のために海外でスポーツ観戦をするとき役立つ英会話をご紹介します。
 ツアーではなく個人旅行で海外を訪れる方の場合、「今日はスタジアムに行ってみようかな」とその場で考えることも多いのではないでしょうか。その場合はまず当日券を購入せねばなりません。スタジアム現地で、案内板に従ってチケットカウンターを探しましょう。チケットカウンターがわからなければ、
 
 「Excuse me, could you tell me where the ticket office is?」
 (チケットカウンターはどこですか?)

と周囲の方やスタッフに尋ねます。チケットを購入するときは

 「(枚数) reserved (席), please.」
 (○席を○枚)

と言います。外野席を2枚なら、

 「Two reserved outfield seats, please.」

内野席を3枚なら、

 「Three reserved infield seats, please.」

となります。“Sold out”(売り切れ)なら、座席表で空いている席を指し示してくださいますので、その中から好みの座席を選びましょう。
スタジアムに入場して、自分の席がわからなければ

 「Could you please tell me where my seat is?」
 (私の席はどこですか?)

と聞きましょう。
 フリープランの個人旅行でスポーツ観戦を予定に組み込んでいる方の場合は、あらかじめ自分でチケット予約をとらなければなりません。ここではアメリカのヤンキースタジアムを例に挙げてご説明します。

 ヤンキースは地元の方のみならず世界中の野球ファンから人気の球団で、試合チケットも販売と同時に売り切れてしまうことがほとんどです。通常3〜16万円のチケットが一瞬で売れることからもその人気が伺えます。チケットはウェブサイトで予約するのが最も無難な入手方法です。予約が取れれば、当日スタジアムのチケットカウンターで

 「I have a reservation for today’s game by internet.」
 (インターネットでチケットを予約しました。)

と申し出ましょう。ここで、身分証の提示を求められるので

 「Here it is. This is my name.」
 (どうぞ、これが私の名前です)

と身分証を渡します。問題なくチケットが入手できていれば「Enjoy the game!」と送り出してもらえます。
 近年は、スタジアム観戦ツアーなどスポーツ観戦ありきのツアープランも続々登場しています。7日間滞在プランの場合、滞在期間のうち1日が試合観戦日になっています。中にはスタジアム見学ツアーが含まれていることもあります。スタジアム見学ツアーは、VIPルーム、ロッカー、監督室、ピッチサイド、記者会見ルームなど、普段部外者は立ち入れないところを案内してもらうことができます。

 自分でチケットをとるのが億劫な方は、始めからプランに組み込まれているものをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
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