2009年から2010年にかけて、太宰の名作が続々と映画化されます。まだ作品を読んだことがないという方も、まずは映画から太宰の世界に入ってみるのはいかがでしょうか？
©KERRU CAFE
斜陽
2009年5月9日より全国順次上映中
監督：秋原正俊 出演：佐藤江梨子 温水洋一 他
http://www.kaerucafe.co.jp/shayo/
戦後に没落した華族の母子の姿を描いた作品は、「斜陽族」という言葉を流行させ一大ベストセラーに。
この原作の舞台を現代に移した、新感覚の作品。
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©2009 フジテレビジョン パパドゥ
新潮社 日本映画衛星放送
ヴィヨンの妻 ～桜桃とタンポポ～
2009年10月10日全国東宝系で公開
監督：根岸吉太郎 出演：松たか子 浅野忠信 他
http://www.villon.jp/
夫が飲み屋から盗んだ金の返済のため、その店で働く妻。しかし夫は借金や浮気を繰り返し…。妻はなぜ、夫を愛し支え続けるのか？大人のラブストーリー。
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©2009「パンドラの匣」製作委員会
パンドラの匣
2009年10月、テアトル新宿ほか全国順次ロードショー
監督・脚本・編集：冨永昌敬 出演：染谷将太 川上未映子 他
http://pandoranohako.com/
結核療養所で闘病する少年が、その親友へ宛てた書簡形式で描いた作品。太宰の作品の中では珍しく、明るく希望に満ちた青春小説。
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人間失格 2010年初春公開予定 監督：荒戸源次郎 出演：生田斗真
自殺未遂を繰り返し、薬物中毒に陥った青年の半生を描いた問題作。太宰治の自伝であり、遺書であるともいわれ、この作品を書き上げた１ヶ月後に彼は死を迎えました。
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