今さら聞けない【TOEIC】まとめ<テストの種類&時間>

「TOEIC Listening & Reading Test」を解説

 「TOEIC Listening & Reading Test」(以下、TOEIC L&R)は、2016年度は日本で250万人が受験し、転職や就活の場面で広く活用されている。日常生活やグローバルビジネスでのコミュニケーションで必要な“英語で聞く・読む能力”を測定するテストで、2017年4月からは新形式問題が導入され、現代の生活スタイルに沿った問題や内容になってきている。
<<TOEIC Listening & Reading Test>>
  • TOEIC L&Rとは

 リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テスト。

 出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入する。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はなし。結果は合格・不合格ではなく、トータル10〜990点の「スコア」として表示される。

テストの形式と構成

【リスニングセクション】
…会話やナレーションを聞いて設問に解答(約45分間・100問)

Part1:写真描写問題(6問)
 1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。

Part2:応答問題(25問)
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。

Part3:会話問題(39問)
 2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。

Part4:説明文問題(30問)
 アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。

【リーディングセクション】
…印刷された問題を読んで設問に解答(75分間・100問)

Part5:短文穴埋め問題(30問)
 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。

Part6:長文穴埋め問題(16問)
 不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。

Part7:1つの文書(29問)/ 複数の文書(25問)
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。
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