今さら聞けない【TOEIC】まとめ<テストの種類&時間>

試験直前!今さら聞けない「TOEIC」まとめ1

 「TOEIC Listening & Reading Test」(以下、TOEIC L&R)は、年10回、全国約80都市で実施されている英語の能力テスト。就職や転職時の武器になるとして、日本での受験者は250万人にものぼる(2016年度)。次回は3月11日(申し込み終了)、申し込み受付中のテストは4月8日開催分となる。

 日常生活やグローバルビジネスにおいて、コミュニケーションに必要な“読む・聞く”を測る。今回は、初めて「TOEIC L&R」を受験する人も、スコアップに励む人、満点を目指す上級者の知りたい情報をまとめて紹介する。

そもそも「TOEIC」とは…?

  • TOEICを解説

 「TOEIC Program」は、目的や測定したいスキルに応じて、「TOEIC Tests」と「TOEIC Bridge Test」のなかに、5つのテストで構成される。世界で年間約700万人が受験し、日本以外にも160カ国で実施している。日本における同テストの実施、運用は、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が行なっている。

 「TOEIC Tests」に含まれるのは、「TOEIC L&R」のほか、「TOEIC Speaking & Writeing Tests」「TOEIC Speaking Test」「TOEIC Writeing Test」。それぞれ、テスト結果は合否ではなく10点から990点までのスコアで評価され、その基準は一定に保たれる。スコアにより評価や英語能力を正確に測定できるとして、企業・団体では昇進・昇格の要件、社員採用の参考に活用されている。

各テストの形式と構成

<<TOEIC Tests>>
TOEIC Listening & Reading Test
 「TOEIC Tests」の中でも、日本で広く受験されている「TOEIC L&R」。リスニング(Listening・聞く)、リーディング(Reading・読む)を測定。

 リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答える。マークシート方式。

TOEIC Speaking & Writeing Tests
 スピーキング(Speaking・話す)、ライティング(Writing・書く)を測定。実際のビジネスシーンに則した問題を出題。円滑なコミュニケーション能力を、複数の人間が評価する。4技能大学入試にも活用。

 「TOEIC Speaking Test」は11問、約20分、「TOEIC Writing Test」は8問・約60分。試験会場にてパソコンを使用して受験。

TOEIC Speaking Test
 約20分間でスピーキング能力を正確に測定。話すトレーニングの効果測定に活用できる。0点から200点のスコアで採点。

 11問・約20分で、試験会場にてパソコンを使用して受験。

TOEIC Writeing Test
 団体受験の場合のみ、「TOEIC Writing Test」の受験が可能。

<<TOEIC Bridge Test>>
 初・中級者レベルのリスニング(Listening・聞く)とリーディング(Reading・読む)を測定。
 英語を学習し始める、最初のステップになるテスト。テスト時間は約1時間、問題数は100問、文法や語彙力が把握できる「サブ・スコア」も測ることができる。

TOEICのプロに聞く! レベル別スコアップ勉強法

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