40代子持ち音楽ライターの「オンライン英会話」奮闘記 #04
Vol.4:体験レッスンを終え、次なるステージへ…
鈴木保奈美似のGee先生と、挨拶からフリートークまで満身創痍だったレッスン。英会話への恐怖心はなくなり、充実感を覚えた筆者。ここで終わるかと思ったのも束の間、編集Nより更なるオーダーが入る。
まずは初の「オンライン英会話」レッスンを振り返り…
でもまぁ、そこで私が取り組むかどうかは別として(結局置くんかい!)、興味のある人にはかなりの勢いで推しちゃうでしょうね(なぜかドヤ顔)。そう、興味のある人は絶対にやってみるべきだと思います。やっぱり通うよりも楽だし、教室よりも低価格だし、何より同じ空間で対面するよりも緊張しないというのは魅力的。
そしてこの連載の始めにも言った通り、時間帯だけではなく講師の顔とプロフィールを見てこちらで選べるというあたりに、習い手側の積極性と責任感を自然と煽ってもらえるんですよね。これはもう、人間の心理をうまーく利用した便利かつ画期的なシステムだと思うわけですよ。いわばタイムセールとか、先着限定と同じ! いや、その例えもちょっと違うか(笑)。
レッスン終了の生報告後…思いもよらぬ提案が訪れる
「楽しめたようで良かったです〜。せっかくなのでお子さんとか、ご家族で誰か体験しません?」
と編集N女史。な、何を言い出すんだよぉ…(泣)。死闘を乗り越え、敵もなかなかやるヤツだったと誇らしげな気持ちで終わろうとしていた私に!
確かに英会話を習いたいのは大人だけではなく、むしろ学校教育プラスαで英語を子どもに注ぎたい親が多いのは事実。私だってそのうちのひとりです。でも、それって親自身がある程度しゃべれたり、もしくは一緒に学ぶくらいのつもりでフォローする余力のある家庭に値することではないのでしょうか?
そもそも英語を話したことがない、外国人と接触したことがない、他に勉強しなきゃいけないことが盛りだくさんな昨今の小学生に、いきなりオンライン英会話はイメージすらわかないのでは…? なんてまたもや心の中でできる限りの言い訳を並べながら、一応、うちの娘(小6)に聞いてみました。
ちなみにうちの娘、つい最近初めてのスカイプだの英会話だのに四苦八苦してバタつく母の姿を目の当たりにしてたわけですから。いきなりオンライン英会話の体験レッスンなんて――
「わーい!やるやる!」
……ですって。あら、そう。しかもこちらの問いかけに、かなりの食い気味で二つ返事。まぁ、もともと物事にあまり臆することのないタイプの娘なんで、やると言うだろうなとは思ってましたが(笑)。
近年の子どもは生まれながらにしてPC慣れしているし、小さい頃から外国人の存在や英語というものに免疫があるんですよね。きっと私たちが着手するよりも遥にハードルも低く、いきなり楽しめちゃうのかも?
再び難関のレッスン選び 子ども向けは“賢く低価格に”ポイント
でもじつは、大人向けのレッスンを行っている企業で子どむ向けコースも併用しているところって少ないんですよね。それだけレッスンの仕方が異なるってことなのでしょうけど。そんな中、例えばCMで注目されている「DMM英会話」は、なんと毎日25分のレッスンを受けても月額5,500円! しかも家族の受講も可能だし、教材が無料というのも大変喜ばしい。
はたまたオンライン英会話で唯一の上場企業である「レアジョブ」も、なんと毎日25分のレッスンを受けて月額6,780円と手堅いシステム。やはり通うよりお安いし、これはかなり上達しそう。そして「ECC」は、これまた月4回で2,593円、月8回で4,445円と安心の明朗会計&低価格かつ、年齢ではなくその子のレベルにあったレッスンを選べるのが魅力。
――みたいな感じで、子ども向けオンライン英会話はこれまたピンキリ。24時間受け放題で定額制のとことか、英検&TIEICのためのコースがあるところとか、それぞれ一長一短、なんかもう携帯電話とかプロバイタとかを選ぶときの感覚に近い。誰か代わりに選んで〜(号泣)!
とりあえずはいきなりレッスン回数を増やす必要がなく、低価格からスタートできる「ECC」に興味を持ちましたが、スカイプではなく独自のシステムを使うためヘッドセットが必要とのことで、泣く泣く断念。これは超個人的な理由ですが…だってあんなに苦労してスカイプ導入したんだもの! ぜひともこのまま活かしたい。
ということで、今回はスタンダードに「DMM英会話」にロック・オン。まずは無料体験に申し込んでみることにしました。さて、うちの娘、外国人の先生と面と向かってしっかり機能するのでしょうか? まぁ、いざとなったら勢いで推し進む私の娘ですからね!……なおさら不安です(笑)。
■第1回:英語超初心者が「英会話」デビューを決意!(外部リンク)
■第2回:オンライン英会話を始めるには何が必要?(外部リンク)
■第3回:英語“超”初心者がついに英語であいさつ!(外部リンク)
■第4回:初の「オンライン英会話」レッスンを振り返って…
川上きくえ
1973年9月11日生まれ。神奈川県出身。音楽ライター。
高校在学中から音楽雑誌のアシスタントを始め、19歳でライターデビュー。音楽雑誌を中心に、エンタテインメント誌や映画プログラム、音楽系webなどで執筆。インタビューの相手は強面のミュージシャンからアイドル、俳優など多方面にわたる。夫は音楽ディレクター。どこに出しても恥ずかしくない娘(小6)と、どこに出してもおもしろいことになっちゃう息子(小3)の二児の母。