ゆりやんレトリィバァが英語力を語る、あのネタは「突っ込みどころ満載の帰国子女の教え」

 そこからは積極的に“話す”ことを心がけたというゆりやん。「中学校の英語の教科書に『外国の言葉だから間違っても恥ずかしくありません』と書いてありましたよね」と語ると、「先ほど話したアメリカかぶれの友だちが教えてくれたのですが、例えは『My name is yuriyan retriever.I'm japanese comedian.』って動画で自己紹介したとき、無音で流したらまったく通じないけれど、身振り手振りや顔の表情をつけて話せば、だいたいは伝わると言っていたのです。確かにそうだなと思いました」と、英語を話すうえで大切にしていることを教えてくれた。ゆりやんの英語ネタは、もちろん笑いを誘うよう強調されているのだろうが、実はそんな友人の“教え”がしっかり反映されているのだ。

 自らの映画好き、そしてユニークな友人たちの導きによって“英語”という武器を手に入れたゆりやん。以前放送されたバラエティー番組『世界のどっかにホウチ民』(TBS系)では、単身ニューヨークで3ヶ月間過ごした。

 「正直、最初は『いけるやろ』と思っていたのですが、 New York City(流ちょうな発音)の人は話すスピードが速いし、知らない単語も多くて、なに言っているのかまったくわからず、すごくしんどかったんです。でもしばらくすると、耳が慣れてきて、ルームシェアしている子の言葉が普通に聞こえてくるんですよね。よく言われていることですが、やっぱり現地で毎日言葉を聞くというのは本当に大きいんだなと実感しました」。
 
 「間違っても恥ずかしくない」という気持ちで、身振り手振り、表情豊かに“伝えたい”と思えば、ほとんどのことは通じる。ゆりやんの英語ネタは、外国人に対し臆病になりがちな日本人こそ、参考にすべきなのかもしれない。
(写真:鈴木かずなり 文:磯部正和)
 西暦2740年。宇宙を守る任務を帯びたエージェントのヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)。2人が向かったのは、あらゆる生命が共存する宇宙ステーション・アルファ、別名“千の惑星の都市”。しかし、その深部には謎の放射線反応が見られ、3千を超える種族が死滅の危機にあったのだ。「10時間以内にその原因を究明せよ」という極秘ミッションを託された2人の前に突如現れたのは、30年前に消滅したはずの惑星の住人たちだった――。日本語吹き替え版では、ゆりやんが踊り子のエイリアン・バブル(リアーナ)の声を担当する。

3月30日(金)公開
監督・脚本:リュック・ベッソン
出演:デイン・デハーン カーラ・デルヴィーニュ クライヴ・オーウェン リアーナ 
イーサン・ホーク クリス・ウー ジョン・グッドマン ハービー・ハンコック ルトガー・ハウアー
日本語吹替え版声優:日野聡(ヴァレリアン)、沢城みゆき(ローレリーヌ)、大塚明夫(フィリット司令官)、関俊彦(オクト=バー将軍)、咲野俊介(客引きジョリー)
石川界人(ネザ軍曹)、富田耕生(国防長官)、楠見尚己(アイゴン・サイラス)、ゆりやんレトリィバァ(バブル)、THE ALFEE(ドーガン=ダギーズ)他
【公式サイト】(外部リンク)
(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION

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