「1年以上継続しなかった人が5割」 プロが教える!英会話教室で挫折しないコツ

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 英語を勉強しようと、せっかく一念発起して英会話学校に通い出したのに、どうしても雰囲気になじめなかったり、引っ込み思案になってしまったり。次第に足が遠のいてしまって……。結局、英語の勉強そのものをやめてしまった、なんていうことにならないために、どんな心がけが必要なのか、プロの意見を参考にしながら考えてみよう。

まずはレッスンを受ける習慣を身に付ける

 英会話に興味のある107人の中の、英会話を学んだ経験があると答えた20代から50代の男女50人を対象に、学んだ期間を調査したところ、「1年以上継続しなかった」と答えた人が約5割。中には「2カ月」「3カ月」という回答もあった。

継続に一番必要なのは通いやすさです」と語るのは、COCO塾 お茶の水校 スクールマネージャーの星野貴子氏。 
 通いやすさとは、自分にとって便利な場所にあることと、自分のライフスタイルにあった時間帯を選択できること。

 NOVAが〈どこでも留学〉をキャッチコピーに、全国どこのスクールでも、さらに自宅でもレッスンが受けられるように工夫しているのも同じ理由から。
 「今日は家の近く、明後日は会社の近く、来週は自宅というように、自分の都合に合わせてスケジュールを組めるようにすることで、レッスンを受ける習慣を体に染み込ませることが大切と考えています」(株式会社NOVA 英会話本部 上田奈緒子氏)

 とはいえ、楽しくなければ、英会話教室に通うこと自体が苦痛となり、継続できない。英会話教室のノリについていくことができずに辞めてしまったという声もよく聞く。

 「人間ですから、ノリに限らず、ついていけないと感じることはあると思います。ただ、異文化を知り、それに慣れていくことも、英語を学ぶうえでは大切ですので、あまり深く考えないほうがいいですね」(COCO塾/星野氏)

 講師との相性を気にする人は、講師を選べる教室に通うのも手。

 「出身地や先生の個性によって英語の聞こえ方もさまざまですから、自分のお気に入りの講師を見つけるといいと思います。ただ、いろいろな人の英語に触れることは、実践力をつけることにつながりますから、慣れてきたら違った講師のレッスンにチャレンジする勇気も必要だと思います」(NOVA/上田氏)

 そのためには、「入学する前に、まずは無料体験などを利用してみるといい」と株式会社GABA マーケティング部門の狩野実穂氏はアドバイスする。
 「自分がリラックスできる雰囲気のほうが通いやすいですから、実際に体験してみるといいでしょう。気になることは気軽にスタッフに相談してください」(GABA/狩野氏)

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どちらがいい?  マンツーマンレッスンvsグループレッスン

 学校や会社と違って、「初めまして」の人たちと同席する機会が多いのも、英会話教室の特徴。そんな中で、「知らない人たちの前で話すのが苦手」という人もいるかもしれない。

 教室には、マンツーマンレッスンやグループレッスンは、自分の性格に合わせて選ぶといいだろう。
 
 「マンツーマンレッスンは、他の人に気兼ねなく、間違いも気にせず、自分に合ったレベルやペースでレッスンが受けられます。一方、グループレッスンは、自分が会話するときに、普段使用しない単語や表現の使い方などを講師以外の人たちから学ぶことができます。また、仲間がいることで学習意欲が湧くという利点もあります」(COCO塾/星野氏)

 「グループレッスンでは、同じレベルの人たちと一緒に刺激を受けながら、楽しく会話のレッスンを受けられます。マンツーマンレッスンでは、周りを気にせず自分のペースでじっくりと学べるので、今までの復習や苦手部分の強化、あるいは旅行前に飛行機内で使うフレーズの練習など、目的を絞ったレッスンが受けられます。両方のレッスンを混ぜて受けるのがお勧めです」(NOVA/上田氏)

楽しさと上達を実感できる環境が大切

 いずれにせよ、大切なのは英会話を“勉強”と思わない」こと。
 
 「うまく英語を話そうと思わないことが大切です。あまり怖がらず、まずは知っている単語を使って会話を楽しむことが自信につながります」(GABA/狩野氏)

 「英会話は単語や文法を覚えるのではなく、コミュニケーションの手段です。学校で学んだ知識を使えば、英語での日常会話は可能です。あとは、それを〈話せる〉ようにするだけ。レッスンを受ければ、自然ともっと話したいと思うようになりますし、自分でさらにいろいろと単語を調べてみようという意欲が出てくるはずです」(NOVA/上田氏)

 自分の英語が上達していることを実感できれば、モチベーションも上がり、教室に通うことの楽しさにつながる。そのために、定期的に上達の度合いをチェックし、英語力の向上を目で見て把握できるように工夫している教室も多い。

 「個人差はありますが、最初から英語が話せる学習者はいません。まずは基礎を身に付けて上達していけば、特別なことをしなくても、“苦手”から“得意”へと意識は変化していきます。レッスンを継続させるためには、続けたいと思う楽しさや上達を実感できる環境が何よりも大切だと思います」(COCO塾/星野氏)

 2020年の東京オリンピックで、さまざまな国々の人たちと会話できることを目指して、英会話のレッスンに通ってみてはいかが?

【取材協力/Gaba マンツーマン英会話株式会社ニチイ学館 COCO塾株式会社 NOVA (五十音順)
【編集/さくら編集工房 文/井上晋 校閲/田仲典子(株式会社ぷれす)】

【調査概要】
調査期間:2017年5月26日〜5月31日
調査対象:107件(自社アンケート20代、30代、40代、50代以上の男女)
調査条件:英会話に興味のある人
調査地域:関東地区
調査方法:インターネット調査
調査機関:oricon ME

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