2018年03月17日 09時00分

ブックライブラリーやカフェも 池袋サンシャインに訪日旅行者向け施設

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池袋・サンシャインシティにインバウンド向け施設がオープン

 東京・池袋の大規模複合施設「サンシャインシティ」では、3月21日に訪日外国人のためのサービス「GLOCAL CAFE」をオープンする。同施設では2015年よりインバウンド対策として、設備などのハード面の整備だけでなく、案内所スタッフへの英語研修の強化などを実施してきた。

 日本政府観光局(JNTO)は、外国人旅行者が安心して旅行することができる環境を実現するために、平成24年度より「外国人観光案内認定制度」をスタート。外国人観光案内所が提供するサービス内容により、3つのカテゴリーに区分し、言語、情報提供、案内所の機能向上の視点から、訪日外国人を支援している。

 今回「GLOCAL CAFE」は池袋エリアで初めて「カテゴリー3」を取得。「カテゴリー3」の主な基準は、常時英語による対応が可能で、英語を除く2つ以上の言語で案内が常時可能な体制が作られていること、全国レベルの観光案内を提供していることなど。新宿観光案内所や東京都台東区立浅草文化観光センターも「カテゴリー3」を取得している。

 専門店街アルパ1Fにオープンする「GLOCAL CAFE」は、地域国際交流と多言語・多文化理解を目的としたコミュニケーションスペース。語学を中心とした書籍や電子辞書などの最新学習ツールを揃えたブックライブラリーや、カフェコーナーなども設置。国内では、東京・青山

 サンシャインシティ内にある4ヶ所の案内所においても、「カテゴリー1」の認定とした。案内所では、英語、中国語、韓国語に対応した電話通訳サービスや、案内アプリを導入したタブレットを用意している。サブカルチャーの街として、秋葉原についでアニメ関連のスポットが多い池袋。サービスの向上により訪日外国人の誘致がますます進みそうだ。

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