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値段? 期間? 「bargain」と「sale」の違いとは

 このシーズンになるとバーゲンの広告が目立つようになってくる。1年の中でも冬のバーゲンはどのショップでも大きな目玉であり、街の賑わいにあわせて、バーゲンの誘惑に負けてしまいがち。日本では「バーゲン」と「セール」、どちらも同じように使われているのを目にするが、これらは一体何が違うのだろうか。英語の “bargain” と “sale” の意味の違いを正しく把握しておこう。

「bargain」と「sale」の違い、知ってる?

「bargain」と「sale」の違い、知ってる?

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■bargainの正しい意味とは?

 日本では「バーゲンセール」は「バーゲン」と略され、「バーゲン」自体が「安売り販売」を表すことも少なくない。

 しかし、そもそも英語の “bargain” とは、

・通常価格よりも安く売られている品
・通常価格よりも安く買った品

 という意味なのだ。つまり「安売り販売」ではなく「安く売られている品、商品」そのものが “bargain” なのである。また、“bargain price” で「特価」を表すこともある。

<例文>
・These designer shoes were a bargain!
このブランド靴はお買い得だった!
・I got this camera at a bargain price.
このカメラを特価で買った

■saleの意味は?

 “sale” とは「販売」というのが主軸の意味だが、「特売」「安売り販売」という意味も持つ。したがって、日本語で言う「バーゲン」「バーゲンセール」は英語では “sale” で表すのが一般的だ。

 安売りをしている店には “SALE” と大きく書かれていることが多い。“sale” は通常、シーズンの終盤やシーズン毎に行われることが多いため、“end of season SALE”、“WINTER SALE” というフレーズもよく目にする。

<例文>
・ABC shop is having a sale now.
ABCショップは今セールをしています
・I bought those boots in a sale.
このブーツをセールで買いました

 また、「特価で」「安売りされて」という意味では “on sale” という表現もある。アメリカ英語中心の使い方となるが、こちらもよく使われるのでぜひ覚えておきたい。

<例文>
・I bought this coat on sale for 5,000 yen.
このコートを特価で5000円で買った
・These shoes were on sale.
この靴はセールになっていた

 これからのバーゲンシーズン、英語で「バーゲン」を表現する時のために、“bargain” と “sale” の違いをしっかり理解しておこう。

記事/日刊英語ライフ
ニュージーランドを拠点に活動するYoko Osadaによる英語コラムサイト。ネイティブから学んだ使える英語と多くの人がひっかかりそうな文法・フレーズなどを「簡単に分かりやすく」日刊で紹介している。

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