2017年05月15日 08時20分

くしゃみの合言葉がある? 日本と欧米の文化の違いを紹介

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欧米人はくしゃみのあとに声をかける? 日本との文化の違いを紹介

 日本と欧米などの海外では、文化や習慣に違いがある。旅行や留学で海外へ行くと、現地では常識とされていることでも、日本では馴染みがなく、驚くこともあるだろう。そこで今回は、日本と欧米の文化や習慣の違いを3つ紹介していきたい。

【1】くしゃみをしたあとの合言葉

 英語圏の文化のひとつに、誰かがくしゃみをしたあと「Bless you」と声をかけることがある。「God bless you」の略で、「神の祝福がありますように」という意味だ。

 由来は諸説あるが、一説によるとキリスト圏では、くしゃみをすると魂が抜け出るという考えがあり、魂が抜け出た隙に悪魔が体内に入り込んで悪さをすると言われている。そこで周りの人たちがくしゃみをした人を「Bless you(祝福)」することで、悪魔からのイタズラを防ぐというのが始まりだそう。欧米でくしゃみをしたあと、「Bless you」と祝福されたら「Thank you」とお礼を言うようにしたい。

【2】お客様は“神様”じゃない?

 日本では“お客様は神様”という言葉をよく聞くが、どうやらその考え方は国内だけのようだ。客は受け取るサービスに対してお金という同等の対価を支払っている以上、そこに上下関係は発生しない。より良いサービスを受けたいのであれば、“高級店に行く”または、“それ相応のチップを支払うべき”というのが欧米の考え方である。

だが、決してレストランなどのサービスが悪いというわけではなく、日本とは違い、客に対してフランクに話しかける、お喋りをする機会が多いという印象。もちろん、日本と西洋の接客に対する考え方は異なるため一概には言えないが、少なくとも「お客様は神様」ではないといえる。

【3】クリスマスにフライドチキンを食べるのは日本だけ

 “クリスマスのごちそう”といえば、ケンタッキーのフライドチキンが定着しているが、これは日本独自の文化だという。欧米のクリスマスはターキー(七面鳥)などが一般的。ケンタッキーはあくまでもファストフードであり、家族全員が集まって祝うクリスマスには相応しくないとされている。

 ほかにも日本で人気のピザも、欧米ではわざわざクリスマスに食べるものではないそうだ。おそらく日本と欧米の食習慣の違いが関わっているのだろう。

 紹介したほかにも、欧米と日本では異なることはたくさんある。異国文化を知れるきっかけにもなるので、積極的に発見していこう。

(記事/THE RYUGAKU)

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