2016年09月09日 08時20分

海外で生活できる! 今さら聞けない「ワーキングホリデー」の基礎知識【後編】

ワーキングホリデーの気になる「必要費用」や「滞在中の生活」などを紹介! [拡大する]

ワーキングホリデーの気になる「必要費用」や「滞在中の生活」などを紹介!

 近年、利用者が増えている「ワーキングホリデー制度」。海外でさまざまな経験ができることは知っていても、「費用はいくらかかるのか」「渡航先での生活はどんなものなのか」など気になる点も多いだろう。そこで今回は、前回に引き続き(※関連記事参照)ワーキングホリデー制度の基礎知識について紹介していく。

■費用
 ワーキングホリデーで必要となる最低限の初期費用は、約40万円(ビザ申請代金+往復航空券+海外留学保険)。だが、現地ですぐにアルバイトを始めるのは難しいため、この金額だけ用意すればいいというわけではない。4ヶ月分の学費と生活費を加算した約120〜150万円を準備して、アルバイトを探すのがおすすめだ。

■出発までの流れ
 基本的には、ビザの申請が完了したら航空券を手配し、保険の加入や役所手続きを済ませて出発となる。ビザ申請や学校の申し込みなどは、予想以上に時間がかかってしまう場合もあるため、必ず余裕をもって進めよう。

■滞在中の生活
 ワーキングホリデー中は、就学や就労ができる。また、ひとつの場所にとどまる必要がないため、都市部で語学力を身につけてからほかのエリアへ移動したり、その国の観光地を巡り歩いたりと、自由に楽しむことも可能。だが、その際は費用を多めに用意しなければならない。

■滞在中のアルバイト
 実際には、お金を稼ぐために渡航先でアルバイトをする人がほとんどだ。仕事の見つけやすさと、その国の言語を使う機会を増やせるという理由で、カフェやレストランのスタッフ、ショップ店員が人気の職種となっている。そのほかにも、ツアーガイド、ホテルフロント、オフィスワーク、日本語教師、ベビーシッターなどもある。

 日本食レストランで働く人も多いが、日本語が通じる場所で働いていると、その国の言語を使う機会が減ってしまうので、慣れてきたら職場を変えるのもいいだろう。国によっては時給が日本の倍近くあったり、チップをもらうことで大きな収入になることもある。

 このように自由度が高いワーキングホリデーは、自分次第で語学の習得度や海外での経験値も大きく変わってくる。さまざまな体験ができる醍醐味を味わって、可能性を広げていってほしい。

<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>

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