大学の新しいカタチ｜大学受験特集

少子化による受験生の減少、大学全入時代…。
入学者数の減少により閉校になる大学も出てきました。そんな中、多くの大学では時代に合わせた新たな取り組みを実施し、生き残りを図っています。
変化を続けるイマドキの大学の、最新トピックスをご紹介します！

2006年に京都精華大学で、日本初の「マンガ学部」が誕生し話題となりました。さらに2010年春には、こちらも日本初となる大学院マンガ研究科も開設。国内のみならず、いやそれ以上に世界各国で高い評価を得ている日本のマンガやアニメーションを総合的に学習することで、新しいマンガ文化の担い手を育成しています。
また2010年には神戸芸術工科大学先端芸術学部の「メディア表現学科まんが・アニメーション専攻」が改組され、「まんが表現学科」として生まれ変わります。人気マンガ家のしりあがり寿氏を教授に、多田由美氏を准教授に迎えるなど、講師陣も充実。話題になること、間違いなし！ですね。

>>京都精華大学マンガ学部
>>神戸芸術工科大学先端芸術学部まんが表現学科

マンガ同様、日本を代表するカルチャーといえば「ゲーム」。ここ数年の間、ゲームを教える大学は増加しており、人気も高い。そんな中、2010年には東京工芸大学芸術学部の学部再編に伴い、ゲーム学科が新設されます。キャラクターデザインなどの「芸術」とプログラミングなどの「工学」の両面を融合させ、世界で活躍するクリエイターの育成に力を注ぎます。そのほか、大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科などゲームを学ぶ学科はいくつかありますがどこも人気が高く、高倍率となっています。

>>東京工芸大学芸術学部
>>大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科

最近、駅や車内で見かける大学のポスターが、「なんとなくオシャレになったな」と感じませんか？今大学側が優秀な生徒を集めるために力を入れていること、それは大学の「ブランディング」です。他の大学と差別化を図るための広報活動をさまざまな形で行い、中でもポスターやキャンパスグッズ、ロゴマークのデザインを刷新する大学が数々あります。
特に話題となったのは、2004年から明治学院大学が、「ユニクロ」などのロゴマークでお馴染みの有名アートディレクター、佐藤可士和氏と共に行った「ブランディングプロジェクト」。ロゴを単なる「マーク」ではなく、大学が発信するプロジェクトの「アイコン」と位置づけ、大学から発信する情報を広く知ってもらう、という役割を持たせています。
そのほかの大学でも、校章やキャラクターを使ったオリジナルグッズ販売や大学発商品の展開など、多くの大学でさまざまに工夫を凝らしたPR合戦が繰り広げられています。

>>明治学院大学　ブランディングプロジェクト
 >>過去の特集：「おいしい＆楽しい　大学ブランド商品が大人気！」

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