2014年07月21日 10時00分

夏休み、親が子どもに習得して欲しいことは『学力』よりも『生活習慣』

長い夏休み、子どもたちにとって“実りの多い夏”となるにはどのような環境を整える? [拡大する]

長い夏休み、子どもたちにとって“実りの多い夏”となるにはどのような環境を整える?

 終業式を終え、いよいよ夏休みに突入した子ども達。長い休の間に、親はどのような“成長”を期待しているのだろうか。先日、東京サマーランドが発表した『小学生の夏休みに関する調査2014』によると、「夏休み中子どもに教えたいこと」(複数回答)の1位は【生活習慣】(58.9%)と生活力の向上。一方、【学力】(40.7%)は6位、英語必修化などの動きがあるなかでも【国際感覚】は6.4%と一桁だった。

 同調査は小学生の子どもがいる30〜49歳の既婚者1000人を対象に実施。夏休み中に子どもに教えたいこと(身につけて欲しいこと)についての設問では、1位の【生活習慣】に次いで2位【お手伝い習慣】(54.1%)、3位【計画性】(52.0%)がそろって5割台、以下4位に【冒険心(チャレンジ精神)】(41.8%)、5位【家族の絆】(41.7%)が並んだ。規則正しい生活を送るチカラや、冒険心といった情緒面の成長を促したいという親心が伺えた。

 しかし、子どもの男女別・学年別にみると、小学校低学年の男子では【冒険心】(52.0%)や【運動習慣】(39.3%)が高いが、高学年の男子では【学力】が46.0%で4位に。高学年の女子でも【学力】は41.3%と数字が高くなっている。学年が上がるにつれて、情緒的な成長はもちろんだが、併せて学習面もおろそかにできない“夏休み”となっていくのかもしれない。

【調査概要】
調査テーマ:「小学生の夏休みに関する調査2014」
調査期間:2014年6月4日〜6月11日
調査対象:小学生の子ども(複数いる場合は末子)がいる30〜49歳の既婚者
サンプル数:1000(有効回答)
データ出典:東京サマーランド調べ

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