急成長するオンライン英会話市場 !生徒獲得の鍵は「講師の質」

  • 急成長するオンライン英会話市場 〜生徒獲得の鍵は“講師の質”

PC、タブレット端末の普及により、英会話市場では「オンライン英会話」が急成長。矢野経済研究所が昨年4月に発表した『eラーニング市場に関する調査結果』では、2013年度の個人向けのeラーニング市場規模は、前年度比32.9%増の9億3000万円になると予測しています。では、実際にはどのようなオンライン英会話が選ばれているのでしょうか? スクールを選択した理由とは?
講師の質で選ぶ!満足度の高い「オンライン英会話スクール」
 先ごろオリコンでは、実際にオンライン英会話を受講している、もしくは受講したユーザー1万7031人を対象にアンケート調査を実施し、『2014年度 顧客満足度の高いオンライン英会話スクールベスト20』を発表。総合部門では、1位【QQ English】、2位【iTalk English(アイトーク)】、3位【Langrich(ラングリッチ)】が並びました。

 寄せられたコメントをみると、それぞれ「講師がとても熱心でやる気になります」(40代/女性:QQ English)、「講師の質が高い」(20代/女性:iTalk English)、「講師がフレンドリーで受講しやすかった」(30代/男性:Langrich)と、講師の質が好ポイント。基本的な受講スタイルがマンツーマンとなるオンライン英会話だからこそ、講師の質の高さや自身との相性が重要視されているようです。
【オンライン英会話に通った目的は?】

 そこで、同ランキングの『講師別ランキング』をみると、1位【QQ English】、2位【ベルリッツ(バーチャル・クラスルーム)】、3位【iTalk English(アイトーク)】がTOP3に。注目するべきは、2位の【ベルリッツ(バーチャル・クラスルーム)】のランクインではないでしょうか。

 ユーザーからのコメントには、「講師達は日本語も使えるが生徒を誘導しながら英語でレッスンを通す等、とても良かった」、「費用は高めだが、講師の質や教材の質は非常に満足できる」(30代/男性)、「講師の質が高く、身に付くのが早い」(30代/女性)と、費用は他と比べてやや高いとしながらも、講師陣のクオリティの高さが支持されています。

 通常の英会話スクールと比べ、オンライン英会話はその低価格が魅力とされていますが、「安かろう、悪かろう」では元の木阿弥。手軽に始められるオンライン英会話だからこそ、事前リサーチやスクールの比較を徹底したいものです。
【調査概要】
データ出典『2014年度 顧客満足度の高い英会話スクールベスト17』
調査期間:2013年8月16日〜8月23日
調査地域:全国
調査人数:15歳以上の男女1万7031人
※過去5年以内に英会話スクールに通学したことがある人
オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

当サイトで公開されている情報(文字、写真、イラスト、画像データ等)及びこれらの配置・編集および構造などについての著作権は株式会社oricon MEに帰属しております。これらの情報を権利者の許可なく無断転載・複製などの二次利用を行うことは固く禁じております。