英会話の表現力を身に付けるために知っておきたい英語表現やジェスチャー

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 日本を訪れる外国人観光客が増える中、英語で会話する機会はより一層増えていくことが予想されます。そんな時に英会話の表現力が身に付いていなければ、時代に取り残されてしまいかねません。

 少しでも英会話の表現を知っていたならば、外国の方と積極的にコミュニケーションを取り、周りからの良い評価を得る可能性が高くなりますし、仕事やプライベートでの自分自身の可能性も広がるでしょう。

 実はみなさんが思っている以上に、英会話は難しくありません。今回はそんな英会話の表現力を身に付けるために必要な知識、実際に覚えておくとそれだけで会話ができてしまう便利な英会話表現やジェスチャーをご紹介します。
 英会話の表現力とは、単語やフレーズの知識、文法といったものではありません。一言でいってしまえば、言い換えの力です。

 例えば、子どもの時に友達と交わした会話などを思い浮かべてみてください。たくさんの単語や文法について勉強したから、友達と心が通じ合ったということはほとんど無かったはずです。それよりも一緒に過ごした時間、お互いの気持ちが向き合っている瞬間に、言葉足らずでも言いたいことが伝わるという経験をした方も多いはずです。

 英会話も同じです。たとえば、冷蔵庫を表す時に「Refrigerator」という単語を知らなかったとしても、「Big white box in the kitchen. It has food」など、自分が知っている簡単な英単語の組み合わせで十分伝わります。

 このように自分の頭にある言いたい日本語を、自分が知っている単語や文法で言い換える力こそが、英会話の表現力といえるのです。

1.「Can I〜?」「May I〜?」

後ろに動詞をつけることで「〜できますか?」「〜してもいいですか?」など柔軟な使い方ができる表現です。

2.「I’d like to〜.」

後ろに動詞や名詞をつけることで「〜したい」「〜をください」と自分の意思を相手に伝えることができます。

3.「Where is the money exchange?」

「両替所はどこですか?」という表現です。

4.「How do I use this?」

「これはどのように使うのですか?」という意味です。

5.「My baggage is lost!」

「私の荷物が無くなった!」という意味で、困っていることを伝えられるよう覚えておきたい表現です。

6.「Could you take me to〜, please?」

「〜へ向かってくれますか?」という表現で、タクシーに乗った時などに使います。

7.「How can I get to〜?」

「どうやってそこへ行けばいいですか?」という意味です。

8.「How long does it take to get there?」

「そこに着くまでどれくらいかかりますか?」という質問ができます。

9.「I have a reservation.」

「私は予約しています」という表現で、ホテルでチェックインする際に使います。

10.「I’ll have that please.」

「それと同じものを下さい」という表現です。この表現を使えば、商品名が分からなくとも、気に入ったものを買うことができます。

1.「It’s very hot today, isn't it?」

「今日は暑いですよね?」と話のきっかけを作ることができる表現です。

2.「It sounds good.」

「いいね」という相槌に使えます。

3.「How was it?」

「どうだった?」と相手の感想を聞く時などに使ってみましょう。

4.「You know what?」

「あのね」と、一呼吸おきたい時に使えます。

5.「Can I ask?」

「質問していいですか?」という表現で、会話を円滑に進めるために必要です。

6.「I see.」

「わかりました」という意味で相槌にも使えます。

7.「Hold on!」

「ちょっと待って!」という意味で、話のペースが早すぎる、話を中断してもらいたい時に使いましょう。

8.「What does that mean?」

「それ、どういう意味?」という表現で、英語圏では、きちんと質問した方が、相手から関心があると思ってもらえます。

9.「Do you have any plan later?」

「この後、予定ある?」という意味で、次の表現と合わせて使いましょう。

10.「Do you wanna go for coffee or something?」

「コーヒーか何か飲みに行きませんか?」というお誘いの表現です。


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 英語圏でよく使われるジェスチャーを4つご紹介します。

1. 親指を上にグッと立てる表現です。日本人にもなじみ深いジェスチャーではないでしょうか。これは「いいね」というジェスチャー表現です。

2. 両手でピースしながら、指の関節をクイっと曲げるポーズです。これはダブルコーテーション「“」を表しており、自分の表現を強調したり、裏に含みを持たせたりしたい発言の時などに使うジェスチャー表現です。

3. 両方の手の平を上に向ける表現です。これは「わからない」というジェスチャー表現です。

4. 人差し指を中指の後ろにクロスさせる表現です。これは「Good luck!」人の幸運を祈ったり、自分にいいことがあるようにというおまじないに使ったりするジェスチャー表現です。

 日本を訪れる外国人客が増えていく中、英会話で表現する機会はこれからも増えていくことが予想されます。みなさんが思っている以上に英会話は難しくないものです。

 何よりも大切なことは、単語の知識や文法ではなく、言い換えの力です。友達と日本語でコミュニケーションをとっている時のような意識で英会話に向き合っていくだけで、表現力は大幅に上がります。そして、ここで紹介した20の英会話表現やジェスチャーを覚えて使うことで、実際に英語圏の方々とのコミュニケーションは驚くほどスムーズになるでしょう。むしろ、英会話表現は使えば使うだけ、自然と上達していきます。ただ頭で理解するだけでは上達しません。ぜひ、今回の記事の内容を実際の場で生かしてみて下さい。
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