英語の名言〜恋愛編〜
フランスの作家であり操縦士でもあったアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名言です。陸軍飛行連隊に志願し、軍用機操縦士として活躍。退役後、26歳で作家として本格的なデビューをしました。代表作は『夜間飛行』や『星の王子さま』。男女の恋愛を書くことは少なかったのですが、この名言は恋愛の本質を表しているように思えます。
「恋人のときはあんなに愛し合っていたのに、結婚したら冷たくなった」というのはよく聞く話ですが、冷静に考えてみれば当たり前のことですよね。恋人のときはお互いを見ているだけで幸せです。しかし、結婚したのなら話は別。いつまでもお互いを見ているわけにもいきません。二人三脚ではお互い向き合って脚を縛ったりしませんよね。これからずっと長い道を歩んでいくためには、二人が同じ方向を見て歩いていかなければならないのです。
1921年に光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によってノーベル物理学賞を受賞した、アルベルト・アインシュタインの名言です。20世紀最大の物理学者と言われ、特殊相対性理論および一般相対性理論や、相対性宇宙論など物理学における大発見をした人物ですが、数々の名言を残していることでも有名です。
万有引力とはすべての物体は互いに引き寄せる能力を持っているという説。リンゴが地球に落ちるのは地球がリンゴを引っ張っているためですが、恋に落ちるのはその限りではないという、物理学者らしい言葉ですね。
恋は万有引力とは違って誰とくっつくか分かりません。ひとつひとつの出会いを大切にしたいものです。
17世紀を代表するスペインの劇作家、ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカの名言です。娯楽としての演劇を受け継ぎ、舞台装置や音楽を駆使して「ショー」に発展させた人物。生涯に200本以上の劇を書いたと言われ、哲学的な作品が多いことでも知られています。
緻密で精密な物語を数多く書いた彼でも、愛だけは構成できなかったようで、愛は狂気だと言いました。好きな人のどこが好きと頭で考える必要はないのかもしれませんね。好きなことに理由はいらないようです。