海外でも通じる日本語
たとえば「アニメ」(anime)。動画を意味するanimationを縮めたもので、元々英語圏ではこのような略し方はしていなかったのですが、現在はanimeと言えばアメリカはもちろん、ヨーロッパでも通じます。また「マンガ」(manga)も同じで、これはcomicを日本語訳した「漫画」を英語表記にしたという複雑な言葉なのですが、海外の本屋ではmangaのコーナーがあるほど、広く受け入れられています。
現在、tsunamiは学術用語として使用され、英語圏だけではなく国際的な言葉として世界中に認知されています。地震大国であり、また津波によって多くの被害を受けてきた国として、tsunamiという言葉だけではなく、その恐ろしさや対策も一緒に世界へ広めていきたいところです。
また「すき焼き」(sukiyaki)も外国語になった日本語のひとつ。元々外国では魚を生で食べる文化がないため、寿司や刺し身が苦手な方もいるのですが、肉に火を通したすき焼きはアメリカだけでなく、世界中の国々で広く食べられています。
英会話の中にさり気なくこのような言葉を入れると、スタイリッシュな感じがしますね。ぜひ覚えておきましょう。