英語が通じない国は?
それはもちろん英語と思いきや、実は引っ掛け問題で答えは中国語。世界人口のほとんどを占めているのが中国ですから、彼らの母国語である中国語が一位なのも頷けます。
しかし、世界で最も多く公用語として選ばれている言語になると、英語が世界一となります。英語を話せない国でも単語レベルで認知できる国・地域を含めると、世界で広く通用する言語と言えるでしょう。
ただし、国際言語である英語でも意味がまったく伝わらない国があるのです。今回は英語が通じない国をご紹介したいと思います。頭の中でどの国なのか予想してから読んでみてください。
以前、第二外国語としてフランス語が選ばれていたこともあり、80年代以前に生まれた方はほとんど英語を話すことができません。現在は英語が必修科目となっていますが、日常会話レベルで習得できている人は非常に少なく、スペイン人の約6割が自国の言葉でしか話せないという調査結果もあります。
ちなみにこれはスペイン国内に限ったことではなく、スペイン語圏は往々にして英語が通じないと言われています。たとえばスペイン語を公用語にしている国が多い南米や、アメリカ国内でもスペイン語を話すヒスパニック系が多いエリアでは英語があまり通じません。
たとえば「ガソリン」ですが、アメリカ英語では「gasoline」と言うのに対し、イギリスでは「petrol」と呼びます。他にも単語レベルの差異が多く、アメリカ英語が得意な人ほど何故か英語が通じないという不思議なことになります。
ただし、近年は英会話のクラスに「イギリス英語コース」が登場しているため安心です。イギリスへ出張・旅行へ行く際、事前に講習を受けておくと現地でのコミュニケーションがスムーズになるでしょう。
ただし、日本人に英語の適性がないわけではありません。ライティングやリーディングの力は備わっているため、むしろ下地は出来上がっていると考えて良いでしょう。英会話等でスピーキングやリスニングの力を鍛えれば、日常会話レベルならば年齢を問わずに習得できます。40代や50代から英会話を習う方も少なくありません。積極的にチャレンジしてみましょう。