いつかアメリカに住むために!ビザ取得の仕方

  • いつかアメリカに住むために!ビザ取得の仕方

 エンターテイメントと芸術の街ニューヨーク、映画の撮影スタジオやハリウッドセレブの集まるロスアンゼルス、ビーチの美しいカリフォルニアなどなど、アメリカには魅力的な都市がたくさんあります。誰しもがアメリカ大陸のどこかに憧れを抱いているのではないでしょうか。
 いつかは永住を・・・と夢見ている方も少なくないでしょう。アメリカに移住するにはビザというものを取得しなければなりません。ビザとは海外に住むための切符のようなものだとうやむやに認識している方も多いのではないでしょうか。ここではそんなビザについて詳しく解説いたします。
 ビザとは、その国に入国する人物のパスポート・旅券が有効であり、持ち主が安全な人物であることを示す査証です。ほとんどの国で入国許可を申請するのに必須となる書類です。入国者の犯罪歴や身元審査を行い、不適格と判断されればビザは発行されません。ビザを発行されても、入国審査時に拒否される場合もあります。
 アメリカに入国するには在留許可証、パスポートといった書類がありますが、それとは別物ですので各々方法を調べて取得せねばなりません。

 ビザは滞在目的によって審査基準が異なります。近年の法改正より、短期間の観光であれば日本からアメリカの渡航はビザが免除されるようになりました。その代わりに、“ESTA”に申請をしなければなりません。ESTAはインターネット上で行う手続きです。必要な情報を入力すると入局可否の判断が行われ、入国可と判断されれば2年間有効になります。
 アメリカで発行されるビザには大きく移民ビザ・非移民ビザの2種類に分かれます。

 非移民ビザには観光や出張、職業訓練生、留学生などが含まれます。アメリカに行く方で圧倒的に多いのは非移民ビザです。一方移民ビザは、グリーンカードと呼ばれる永住権や、再入国許可証、市民権になります。留学の場合非移民ビザで最大5年の滞在が可能です。

 永住権を取得すれば、アメリカ国内での就労が自由になります。また一人が取得すれば、その配偶者と21歳未満のお子様も同時に永住権を申請することができます。永住ビザを申請するには、近親者にアメリカ国籍の人物がいること、並外れた才能・能力を持っていること、米国企業へ100万ドル以上の投資のいずれかが必要になります。抽選で永住権を得られる場合もあります。
 永住権取得後5年以上アメリカで居住すれば、市民権を得ることもできます。
 ビザは原則として、大使館や領事館で行われます。アメリカ留学の場合、日本にあるアメリカ大使館で取得ができるということです。もしくは、取得代行センターで取得も可能です。
 留学によるビザ取得の場合、留学先の入学許可や雇用企業の招聘状がなければ発行されません。

 ビザ発行には料金が発生します。種類によって異なりますが、現時点では17600円〜20600円の間です。発行にはパスポート・申請所・顔写真の提示が求められます。具体的な必要書類は、事前の確認が必要です。
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