Q.短期で親子留学をする場合、現地での生活を教えてください

小学生の子どもを連れて、英語圏に親子留学しようと考えています。現地ではどのような生活になるのでしょうか?
【A】小学校に通うか語学学校に通うかで生活は異なります

 親子留学は大きく分けて2通りあります。夏休みや冬休みを利用して1週間から1ヶ月程度現地に滞在する短期留学と、1年間など年単位で現地のプリスクールや小学校に通う長期留学です。今回は短期の親子留学を希望されているとのことですので、短期親子留学について現地での生活を伝えます。

▼学校について

 まず学校について。子どもは現地の語学学校か小学校に通うことになります。親は、自分のための語学学校に通う、子どもが通う学校へボランティアに行く、フリーで過ごすなど、さまざまです。親自身も現地での過ごし方を考えておきましょう。

 オーストラリアなどでは日本と季節が真逆なので、日本の夏休みがオーストラリアでは冬にあたり通常の授業が行われています。そのため、1ヶ月間の短期間の留学でも日本人を受け入れてくれる学校もあります。

▼現地の小学校に通うメリット

 現地の小学校に通うメリットは、英語ネイティブのための教育に浸れるので本格的な授業を受けることができる点です。一方、語学学校ではさまざまな国から子どもたちが短期留学プログラムに参加しているので、国際交流を楽しめます。また、短期留学用にフィールドトリップ(遠足)など多彩なプログラムを用意しているのもメリットです。

▼事前準備

 語学学校でも現地の小学校でも、授業はもちろんすべて英語なので、子どもの精神的負担を減らすためにも、出発前までにある程度英語が理解できるように事前準備を行いましょう。

▼滞在先

 滞在場所は、ホームステイかコンドミニアムが多いようです。ホームステイ先では、子どもと同室になる場合と、子ども用に別部屋が用意されている場合があります。子どもが外国で親と離れて眠ることを不安がる心配があれば、事前に滞在先に確認できればしておきましょう。
One more アドバイス
小さな子どもを連れて親子留学する場合、現地で病気にかかり入院するといったことも考えられます。こんな時、治療について親が医師と英語でやりとりする必要がでてきます。まずは親御さんだけでも、留学する前に子どもの既往症についてなど、最低限の英語力をつけておきましょう。

よく似た質問

>週1回の英会話スクールで、本当に子どもは話せるようになる?
>子どもが楽しく通える英会話スクール選びのポイントはありますか?
【文・取材/寺本亜紀】
ライター、映像翻訳者(映画やドラマ、ドキュメンタリーの字幕翻訳・吹替翻訳)。英文科卒業。
小学校英語指導者資格取得。カナダ、アメリカ、オーストラリアで親子留学を経験。

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