Q.英会話スクール選びの“コツ”はありますか?
さまざまな英会話スクールがあり、それぞれ特徴があるので、自分にあったスクールを選ぶのに悩む方は多いようです。英会話スクールを大きく分類しながら考えてみると自分の目的に合致したスクールが見つかるかもしれません。講師やレッスン料金など自分にとって何が最優先の条件なのか、それが重要です。
【検討ポイント1:講師はネイティブ or 日本人?】
一般的には、ネイティブの講師に英会話を習うと、ネイティブの発音で耳が慣れリスニングの勉強になります。また欧米の文化を学ぶこともできるため大変人気があります。ただ、ネイティブの講師だから必ず英語力が伸びるとは限りません。日本人の講師でも通訳クラス、翻訳クラスなどの目的があれば、かなり効果的な英語力を伸ばすことが可能です。体験レッスンなどで、自分と相性のいい雰囲気を掴むことも大切です。
【検討ポイント2:チケット制 or 月謝制 or 一括前払い?】
月に不定期でしか通えないといった、スケジュールが決まりづらい人は、チケット制を。スクールに行った回数だけ支払えばいいのでお得感はあります。ただ有効期限がある場合も多いので期間内に通いきれるだけのチケットを購入しましょう。
次に、月謝制では、毎月の費用が固定されているので安心です。月に何度振替授業を受講できるのかを事前に確認しておきましょう。また、半年間同じコースを受講することが決まっている場合には、半年毎に一括前払いするスクールもあり、割引があるケースもあります。
通訳・翻訳クラスなどはレッスン料金が高いことがありますが、それが自分の目的にあっていれば納得して支払うことができます。一方で、レッスン料金が安くても講師がコロコロ変わり、教材も授業の内容もいい加減で英語力がまったく伸びないのであれば支払う価値はありませんよ。
【検討ポイント3:大手英会話スクール or 個人の英会話スクール or オンライン英会話?】
大手の英会話スクールは教材が整っている場合が多く、講師の教育もしっかり行っているところが多いようです。一方、個人の英会話スクールは個別のニーズに合わせてくれるところもあります。時間を有効に使えるといった点では、オンライン英会話から始める方法もあります。
教育訓練給付制度を利用すれば、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し修了した場合、本人が教育訓練施設に支払った教育訓練経費の一定割合に相当する額(上限あり)をハローワークから支給されます。但し、一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)又は一般被保険者であった方(離職者)が対象など、条件があるので、事前に確認してください。
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ライター、映像翻訳者(映画やドラマ、ドキュメンタリーの字幕翻訳・吹替翻訳)。英文科卒業。
小学校英語指導者資格取得。カナダ、アメリカ、オーストラリアで親子留学を経験。