2017年09月04日 13時13分

<連載>月見バーガーを英会話で〜イムランの「週末のできごとを英語で話してみよう!」第8回〜 

秋の風物詩「月見」と言ったら月見バーガー!? [拡大する]

秋の風物詩「月見」と言ったら月見バーガー!?

 外国人とコミュニケーションを取るために、よく使われるのが「週末は何をしていたの?」というフレーズ。人気講師・イムラン先生が「すぐに使えて、今が旬の例文」を毎週、配信します。 第8回は、日本の秋の風物詩“お月見”について。6日から発売するマクドナルドの月見バーガーも登場します。

<初級編>
Imran: Hey, Lisa, how was your weekend?
イムラン:やあ、リサ、週末どうだった?

Lisa: It was great. I went out for an “Otsukimi” party with my colleagues.
リサ:すごくよかったよ。同僚とお月見パーティーにでかけたの。

Imran: That’s nice.“Otsukimi” is moon-viewing, right?
イムラン:いいね。お月見って(英語だと)ムーン・ビューイングだよね?

Lisa: Yeah. It wasn’t a full moon, but it was really nice, eating and drinking watching the moon. Have you ever done “otsukimi?”
リサ:そう。満月じゃなかったんだけど、すごくよかったわ、月を見ながら食べたり、飲んだり。お月見したことある?

Imran: No, not really. I haven’t. The only thing that comes to my mind is McDonald’s tsukimi Burger. But, I’d love to.Did you go to a restaurant?
イムラン:いや、ないね。「お月見」って言葉で唯一思いつくのは、マクドナルドの月見バーガーかな。でも、是非やってみたいな。レストランに行ったの?

Lisa: No, we went to a park.
リサ:いいえ、公園に行ったの。

Imran: Wow, that sounds like fun. What did you bring to eat?
イムラン:へえ、それは楽しそうだね。食べ物は何を持って行ったの?

Lisa: Nothing special. We bought some onigiris, sandwiches, McDonald’s Otsukimi Burger, and drinks at a convenience store.
リサ:特別なものはなかった。コンビニでおにぎり、サンドイッチと飲み物を買ったの。

Imran: I see. Sounds like a very casual party.
イムラン:へえ。とてもカジュアルなパーティーだったんだね。

Lisa: Yeah, it was.
リサ:そうね、そうだったわ。

《Imran MEMO》
Lisa: Have you ever done “otsukimi?”
Imran: No, not really. But, I’d love to.

 今日のポイントは「Have you ever〜?」とそれに対する答えです。「Have you ever〜?」は「〜したことありますか?」という意味で使う質問文です。これに対する答えは、Yes.かNo.が多いと思います。確かにこれだけでも、質問に答えているので、ことは足りているのですが、「コミュニケーション」という観点で考えると、Yes.かNo.の後にもう少し説明やコメントが欲しいですね。コミュニケーションで大事なのは、情報量なんです。情報量が多いと、自然とコミュニケーションの質が上がります。

 例えば、初級の会話で出てきた、「Have you ever done “otsukimi?”」に対する答えは「No, not really. But, I’d love to.」(いや、ないね。でも、是非やりたいな。)でした。たった一言足すだけ、「やりたい、やってみたい」という気持ちが伝わるんです。

 日本人の生徒さんは実は、なかなかこういう答え方をしません。なぜかというと、日本人の生徒さんはとても真面目なので、もし情報を追加して言う場合に、何かとても重要な情報しか言ってはいけない、と思い込んでいるのです。「考えたこともないや」なんてただの自分の感想だから、そんなこと言わなくていいか、と思ってしまうんです。でも、コミュニケーションってそういうことも含めてやりとりをするところが楽しいんですよ。ただYes.やNo.だけよりも圧倒的に生き生きとした会話になります。

 今後もし、「Have you〜?」で質問をされたら、ただのYes.やNo.ではなく、感想や情報もセットでご提供ください!

【プロフィール】
イムラン・スィディキ
1976年11月14日生まれ。セント・メリーズ・インターナショナル・スクール(小学校〜高校)、上智大学、上智大学大学院。英会話スクール『コペル英会話教室』麻布十番本校、銀座校の校長。YouTube上の公式チャンネルをはじめ、公式アプリ、ブログ、Twitter、Facebookなどでも人気。著書に『CD BOOK 超英語思考トレーニング』(明日香出版社)など。日本各地で英会話セミナーを開催し、わざわざ海外からセミナーに参加する受講生もいるほどの人気講師。「英語はストレスなく学ぶのが一番。英語を勉強している人に、いかにストレスを感じさせないか」を考えながらレッスンをしている。

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