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2017年08月15日 08時20分

東京マラソンがきっかけ、話題のものまね芸人が短期間で英語習得

短期間で英語を習得したものまねアスリート芸人・M高史 [拡大する]

短期間で英語を習得したものまねアスリート芸人・M高史

 公務員ランナーとして話題の川内優輝選手のものまねで話題のM高史(33)。自らも駒澤大学の陸上競技部OBという経歴を持ち、東京マラソン2017チャリティ・アンバサダーをはじめ、数多くのマラソンのアンバサダーを務める彼は、3〜4ヶ月という短期間で英語を習得したという。そんな彼に英語学習の秘訣を聞いた。

■短期留学レベルで英会話カフェを利用

 ものまねアスリート芸人として活動しているM高史氏が、英語を習得しようと思い立ったのは、今から約3年前のこと。東京マラソンウィーク宣伝部長に就任したことを機に、参加者の約6分の1を占める海外からのランナーともしっかり交流したい、という思いが強まったという。しかも、2015年の東京マラソン本番まで、3〜4ヶ月という期限つき。普段英語を全く使わない生活で、完全なる初心者からスタートした彼は、一体、どのように会話術を身につけていったのか。最短期間で英語を使えるまでのヒントを教えてもらった。

 「僕の場合は明確なゴール、期限があったので、国内で短期留学するつもりで、仕事をしている時間以外はすべて、英語の学習に力を注ぎました。英会話カフェでも、最初のうちは、全く聴き取れませんでした(笑)。それでも通い続けたところ、1ヶ月半くらいで耳が慣れてきたんです。日々、生の英会話に触れることと、あとは会話の中で出てきた知らない単語を書き留めて、家に帰ってから調べて、トピックごとに分類して見返す。スポーツ、食べ物といった感じで分けておくと、自分で検索がしやすいんです。電車での移動中などは、その自作の単語ノートをチェックして語彙を増やしていきました」。

 留学はできないにしても、最初こそ、英語漬けの日々を送ること。そう自分に課して、毎日最低でも1時間は、英会話カフェに顔を出していたという。「旅行レベルではなく、仕事で使えるレベルにしたいという方なら特に、短期集中がオススメです。自動車免許を取得するときと似ていますよね。一度、免許証を取ってしまえば、週に一度の運転でも忘れることはない。でも、最初に週に一度しか教習所に行けなかったら、免許を取得するまで、相当の時間がかかってしまう。語学も、まずはスタートダッシュが肝心なんです。とにかく、1ヶ月でもいいから、短期留学のつもりで英語漬けの生活を送ってみる。そうすると効果が実感できて、その後も続けやすいと思います」。

 スタートダッシュをかけると同時に、英語学習についても、様々な本や情報をチェック。「3ヶ月集中してやれば、耳は慣れてくる」という情報を得たことで、その「慣れるまで」を目安に、ひたすら英語漬けの日々を送ったという。「僕の場合はかなり詰め込んだせいか、半分の1ヶ月半で慣れたなという実感がありました。個人差はあると思いますが、続けていれば約3ヶ月で慣れるでしょうから、焦らず、短期集中です!あと、音読する習慣をつけると、会話のほうの調子もよくなります。声に出して発音する、それを耳からも入れることで、表現力もつきましたね」。

■英語と趣味の陸上をリンクさせて楽しく

 会話、リスニング、読解力と、バランスよく鍛えていくのが理想的なのは言うまでもない。では、耳が英語に少し慣れてきたら、それをどう伸ばしていったらいいのか。教材も方法も山ほどあるだけに、何を選択したらいいのかがわからなくなるもの。飽きずに楽しく、モチベーションを保ちながら英語力を伸ばしていくコツとは?

 「やっぱり、自分の趣味とリンクさせたほうが続けられます。映画にそんなに興味がないのに、耳を慣らそうと本数を観ても、好きじゃなければハマれない。僕は陸上競技が好きなので、動画サイトで実況付きの海外レースを観たりしていました。好きなことだから、英語でも内容が理解しやすく、何よりも楽しめるんですよ。むしろ、日本語でも興味が持てないものは英語でも話せない、と割り切ったほうがいいですね。

 英会話カフェでも、ゲームやアニメが大好きな先生と、同じ趣味のお客さんとが盛り上がっていたりしたのですが、これは、内容を知らない自分には日本語でもついていけないな、と実感しました(笑)。全部をわかろうと欲張らず、好きなジャンルに集中したほうが、英語で話す楽しさが味わえると思います」。

(文/根岸聖子)

Profile
えむ・たかし。1984年9月28日生まれ。駒澤大学(陸上競技部OB)、福祉の仕事を経て、11年よりものまねアスリート芸人として活躍。公務員ランナー川内優輝選手ものまねで注目を集める。元陸上競技部の経歴活かし、東京マラソン2017チャリティ・アンバサダー、東京マラソンウィーク宣伝部長(2015、2016、2017)、かすみがうらマラソン大学ランニングゼミ講師、ジャパン駅伝ツアーPRアンバサダー、メダリストアンバサダー(親善大使)も務める。赤ちゃんから高齢者の方まで、国境を超えてグローバルに「笑顔・元気・健康」を届けられるようなエンターテイナーを目指し、独自で考案した英会話とラン(走る)のコラボイベント『Runglish(ラングリッシュ)』を主宰。また、日本の文化をものまねしたエクササイズ『JAPAXERCISE(ジャパササイズ)』を考案。英語をはじめ9ヶ国語に翻訳し、動画サイトにアップするなど精力的に活動している。

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