海外旅行保険に加入していないと入国禁止の国も 海外の入国ルール

ビザだけでなく“保険加入”が条件の国も? 旅行先の入国ルールを確認しよう [拡大する]

ビザだけでなく“保険加入”が条件の国も? 旅行先の入国ルールを確認しよう

 楽しい海外旅行の始まりを前に、誰もが通過しなければならないのが、入国審査(イミグレーション)。ここでは、入国審査官が目的地の国への入国が妥当かどうかの決定権を持つ。担当の入国審査官に怪しまれると、入国拒否や強制送還なんてことも…。今回は、入国審査をスムーズにパスするために必要な手続きと、人気の高い観光立国それぞれの入国ルールを改めて確認していきたい。

■アメリカ

 アメリカは、ビザ免除プログラム(VWP)の一部で、90日以下の短期商用・観光目的の場合、搭乗前までにESTA(電子渡航認証システム)の申請サイトで渡航認証を受けることが必要。うっかり申請を忘れないことはもちろん、申請から2年間の有効期限が切れていないかどうかの確認も重要。また、パスポートを更新・変更した場合は、有効期限が残っていても新たに申請が必要であるため、出国前にダブルチェックしておくと安心だ。ちなみにESTA申請アジアセンター公式サイトでは、出発の72時間前までの手続きを推奨している。

■オーストラリア/ニュージーランド

 この2ヶ国の入国審査で最も注意が必要なのが、持ち込み制限だ。自国特有の環境を守ることを目的として、特に食品や動植物製品の持ち込みは、禁止または制限されており、多くの場合に申告義務がある。ついうっかりだとしても、無申告で持ち込むと高い罰金が課される可能性があるので、注意しよう。
 
■海外旅行保険加入義務がある国々

 ビザなし、つまり無査証渡航をする際、欧州ではブルガリア、チェコ共和国、ポーランド共和国、ラトビア共和国、リトアニア共和国、エストニア共和国、コソボ共和国では基本的に海外旅行傷害保険への加入が必須だ。国によって加入を義務付けている海外旅行障害保険の内容は異なるが、チェコ共和国の場合、「治療・傷害・死亡の各項目において、それぞれ3万ユーロ以上の保険金が支払われる保険会社発行のものが必要」とされている。そのため、ヨーロッパの国家間で国境検査なしの国境越えを許可する「シェンゲン協定加盟国」内での移動だからといって、海外旅行傷害保険の加入をしていないと、上記の国では入国拒否なんてことも。このような入国ルールは、都度変更されるため、欧州旅行でいくつかの国へ旅行を計画している場合は、事前に海外旅行傷害保険の加入をしておくと安心だ。

 一方、2014年にアメリカとの国交を回復したことでアクセスが便利になったキューバは、アメリカ系保険会社以外の海外旅行傷害保険加入が必須条件。さらに、英語またはスペイン語で記載の保険契約証が必要となる。そのため加入する前に、保険会社の資本がどの国か、英語またはスペイン語での契約証の送付が可能かを確認しなければならない。また、観光目的で30日以内の滞在の日本国民の場合は、“ツーリストカード”と呼ばれるものも必要。ツーリストカードの申請はキューバ共和国大使館領事部で可能だが、旅行会社で申請を代行してくれる場合も。出国時もアメリカ経由の場合、キューバ製品は持ち込めない場合が多いため、経由地の考慮もしっかりしておこう。

 海外旅行の計画時には、フライトやホテル、現地でのアクティビティ予約ばかりに目が行きがちだが、入国拒否をされたら全てが水の泡になってしまう。目的地の入国には何が必要なのか、これを機に、大使館などのホームページでしっかりチェックをしておきたい。

※情報は2017年4月28日時点

記事/Nana Takeda(ライフスタイル エディター&ライター)
18歳からアメリカに単身留学。帰国後、出版社に入社。ファッション&ライフスタイル雑誌の編集者として海外取材を数多くこなす。独立後は日本を拠点に、年の3分の1以上は海外に滞在し、さまざまな記事を執筆している。

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