<TOEIC対策> 英単語帳を実践で活かす方法

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単語帳だけでなく、さまざまな面からボキャブラリーを増やしていこう

 TOEICのテスト対策では、ボキャブラリーをどれだけ増やせるかが“スコアアップ”の鍵を握る。書店に数多く並ぶ英単語帳も、スコア別に学べるようになっている。

 ただ難点として、スコア別になっていると、そのレベルの単語帳ばかりを勉強してしまい、ワンランク上のボキャブラリー習得が手薄になる。

 そもそも、スコアレベル別に単語の勉強をしたところで、テストに出てくる単語はスコアが470点でも、900点でも同じなのだから、スコア別で学習することにこだわる必要はあまりない。あくまでも「これくらいのスコアの人は、これくらいの単語を知っている」程度の指標として捉えるほうがいい。

 ただし、900点を目指す人向けの単語帳をみると、スペルや発音が難しい単語やフレーズが並んでいるのは事実。そこで、オススメしたい単語帳の活用法がある。

 一例として、頻出ボキャブラリーをスコア別に1冊にまとめた関正生著の「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」(KADOKAWA)を紹介しよう。その中から、最もハイレベルな単語が収録されている“実際に出る「難」単語〜900点オーバーを目指す人の語彙”のフレーズを抜粋する。

・bestow〜on …(…に?を授ける)
このフレーズは、「bestow praise on him(彼に賛辞を贈る)」といった使われ方で登場している。

 この単語は「My fellow citizens」ではじまった、オバマ元大統領の2009年の就任演説の最初のセンテンスに出てきている。当時は、オバマ元大統領の演説を題材にした英語学習教材も多く、馴染みのあるフレーズだろう。

「My fellow citizens: I stand here today humbled by the task before us, grateful for the trust you've bestowed, mindful of the sacrifices borne by our ancestors.」
市民の皆さん。私は今日、我々が直面する任務を謙虚に受け止め、皆さんにいただいた信頼に感謝し、先祖が払った犠牲を忘れずに、ここに立っている。ブッシュ大統領の国への奉仕と、政権移行期に示してくれた寛容さと協力に感謝する(※)。

 オバマ元大統領の就任演説は、ひとつひとつ意味を込めた言葉を選択しているため、洗練されており、かつ難解にも感じられる。だが、そんなスピーチも全てが難しい単語ばかりではない。現実社会で使われる英語は、簡単な単語と難しい単語が入り混じっているのだ。

 スコア別の単語を集中的に勉強するよりも、心に残るスピーチを読み聞きしながら、語彙(ごい)習得を目指した方が楽しく学べるはず。クロストレーニングとして、スピーチで聞いた単語やフレーズを単語帳で探してみるのも、英語力向上のモチベーションにつなげる方法といえる。

(※)訳は日経電子版 オバマ米新政権誕生より引用

(記事/柏野裕美)

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