2016年12月12日 08時20分
今さら聞けない【英語の基礎】 2倍や3倍…“倍数表現”を簡単解説
意外とややこしい「倍数」の英語表現を紹介していく
英語で倍数は、「four times(4倍)」「ten times(10倍)」のように、「数字+times」で表す。ただし、2倍と3倍については例外や慣用的な表現もあり、混乱してしまいがち。今回詳しく解説するので、おさえておこう。
■2倍
2倍を表す英単語は、「twice」と「double」。「twice」は副詞、「double」は副詞のほかに名詞、形容詞、動詞として使われる。文章によっては「twice」と「double」は置き換えることができるが、すべてに成り立つわけではない。例文をふまえて解説しよう。
・The city is double the size of New York City.
(その市は、ニューヨーク市の2倍の大きさです)
→この「double」は副詞なので「twice」に置き換え可
・The price of oil will double over the next three years.
(石油の値段は、この先3年間で2倍になるだろう)
→この「double」は「2倍になる」という動詞のため、「twice」への置き換えは不可
■3倍
3倍は「triple」といい、「double」と同じように副詞、名詞、形容詞、動詞として使われる。
・The tech sector grows at triple the rate.
(テクノロジー分野は3倍の速度で成長する)
・We must triple our efforts.
(私たちは3倍の努力をしなければならない)
スムーズに使いこなすためには、品詞について根本から理解することが大切。さらに、できるだけ多くの例文を読んで、感覚をつかめるようにしたい。
(記事/THE RYUGAKU)
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