2016年08月22日 08時20分
“スペル”間違いやすい「アメリカ英語」と「イギリス英語」4選
同じ意味でも“スペル”が微妙に異なる4つの英単語を紹介する
日本の学校の授業では、アメリカ英語を習うことがほとんどだが、街中にはイギリス英語も紛れていることが多い。2ヶ国の英語の違いについては、これまでも取り上げてきたが(※関連記事参照)、今回は同じ意味の単語でも“スペルが微妙に異なるもの”を4つ紹介する。間違いやすい単語なので、この機会にチェックしておこう。
【1】カラー
(アメリカ英語)color
(イギリス英語)colour
日本人の多くは「color」が正しいスペルだと思っているので、イギリス英語の「colour」を見ると混乱してしまうかもしれない。アメリカ英語で「〜or」で終わる単語は、イギリス英語では「〜our」となる場合が多いのだ。
【2】センター
(アメリカ英語)center
(イギリス英語)centre
一見、スペルミスだと思われがちなこの単語。アメリカ英語で語尾が「〜er」となる単語は、イギリス英語では「〜re」と表記される。
【3】カタログ
(アメリカ英語)catalog
(イギリス英語)catalogue
どちらも「グ」と発音するのに対し、イギリス英語で表記する場合は「〜gue」と書く。ちなみに、語尾が「〜gue」となるのはカタログだけでなく、「対話する」を意味する「dailog」→「dialogue」にもあてはまる。
【4】エイジング
(アメリカ英語)aging
(イギリス英語)ageing
化粧品などでお馴染みの単語「aging」。“「〜ing」をつけるときは「e」を消す”と習うが、イギリス英語の場合は母音で始まる単語は削らないため、このような表記となる。
スペルミスだと思っていた単語も、イギリス英語の可能性があるかもしれない。2つの英語が混同してしまわないためにも、その違いをしっかりおさえておこう。
(記事/THE RYUGAKU)
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