2016年06月11日 08時20分
「オークション」で使われる“略語”わかる? 知らないと損することも!!
世界中でネットオークションを楽しむために覚えておきたい「略語」を紹介
いつでもどこでも“売り買い”が楽しめる「ネットオークション」。日本国内でも有名なオークションサイトは多々あるが、それが世界規模となると売買の幅も大きく広がる。日本製の中古品が高く売れたり、手に入らなかったものが安価で購入できるのだ。
オークション自体にそれほど高度な英語スキルを要しないが、スムーズにオークションを行うためにも、覚えておきたい表現はある。そこで今回は、海外のオークションサイトでよく使われている略語について紹介していこう。
【1】BNWT
「BNWT」は「Brand New With Tag」の略で、「新品」という意味。だが、「BNWT」の表記があったとしても、オークション出品者には様々な人がいるので、日本と同じような厳しい目で判断、記載する人もいれば、汚れた物が届いたりすることもある。ファッションなどではあまり期待しない方がいいだろう。
【2】NWT
「NWT」は「New With Tag」の略で、「タグ付きの新品」という意味。新品だからといって、保存時にできたシミや色落ち、汚れがないとは限らない。また、「NWT」は「BNWT」に比べてやや怠る場合に使われることが多い。
【3】MNT
「MNT」は「Mint Condition」の略で、「限りなく新品に近いきれいな状態」という意味。これは、“未開封新品を開封したけれど使っていない”、“開封したのみで大変良い状態”といった意味合いがある。いずれも商品の状態が大変良いことをアピールしている場合に使われる。
【4】EUC
「EUC」は「Excellent Used Condition」の略語で、「非常に良い状態の中古品」という意味。だが、穴が開いていたり、小さなシミがあっても、売り手によっては悪気なく「よい状態」と思い込み、そのまま記載する方も少なくない。
【5】NBW
「NBW」は「Never Been Worn」の略で、「未使用」を意味する。ただし、未着用だからといって油断は禁物。シミや虫食いの穴があったりする場合があるので十分注意したい。
【6】FC
「FC」は「Fine Condition」の略で、「良い状態」という意味。このクラスになると、日本で言う「難あり」くらいに捉えたほうがいいかもしれない。世界規模のオークションだと、幅広い価値観をもった売り手がいるので、きれいな状態の商品が包まれて届いたかと思えば、服を畳まずもそのまま紙封筒に突っ込んで送ってくる人など、様々な状態で「FC」が使われている。
【7】HTF
「HTF」は「Hard To Find」の略で、意味は「レアモノ」。アンティークやヴィンテージ、プレミア商品などによくこの表示がつけられている。
【8】LTD
「LTD」は「Limited Edition」の略で、「限定品」を意味する。ロイヤル・ウエディングなど、イベントにちなんだ限定品などがオークションで売られる際に使われることが多い表記だ。
【9】BIN
「BIN」は「buy it now」の略で、意味は「即決」。オークションの中には即決したいユーザーに向けた価格を設定しているものもある。これを選択した場合、即時に落札となるので、間違って捉えてしまわないよう覚えておこう。
【10】FB
「FB」は「Feedback」の略で、「評価(レビュー)」を意味する。オンラインのオークションでは、買い物をする際の評価をとても重要視している。購入後に評価を促すリマインダーメールが来たら、売り手の「FB」に記入することをオススメする。
上手に活用できれば、ほしいものが値打ち価格で手に入るオークション。だが、顔の見えない取引のため、利用する際にはくれぐれも慎重に行いたい。
(記事/THE RYUGAKU)
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