2016年04月16日 10時30分

ビジネスシーンで「アドバイスありがとう」を英語で伝えるテクニック

「thank you」に一言添えるだけで、より一層感謝の気持ちを伝えることができる [拡大する]

「thank you」に一言添えるだけで、より一層感謝の気持ちを伝えることができる

 ビジネスメールをやり取りする中で、感謝の気持ちを伝えるにも「thank you」ばかりでは少し寂しいと思う人も多いのではないだろうか。そんな時は、何がどのようにありがたいのかを一言添えるといいだろう。例文を踏まえていくつか紹介していく。

 シチュエーションによって様々だが、次のような表現は共通して使いやすい。

<例文>Thank you for your edits to the draft. This is very helpful.
<訳>原稿の修正ありがとうございました。とても助かります。

<例文>Thank you for your input. It is a very good point.
<訳>ご意見ありがとうございます。とてもいいポイントです。

 「input」は、入力以外にも「アドバイスの提供」や「意見の提示」といった意味がある。ただし、比較的カジュアルな表現になるので、上司や目上の人、クライアントに対しては「input」ではなく「advice」を使おう。

<例文>Thank you for your advice. I will share this with my team.
<訳>助言をいただきありがとうございます。チームと共有いたします。

 また、ありがとうと伝える時には 「Thank you for the 〜」よりも「Thank you for your〜」と言った方が、相手に対する感謝の気持ちが伝わる。次の例文を比べると、同じようでも微妙にニュアンスに違いがあることがわかる。

<例文>Thank you for your feedback.
<訳>フィードバックをありがとうございます(あなたのフィードバックに感謝します)。

<例文>Thank you for the feedback.
<訳>フィードバックをありがとうございます(誰からのフィードバックかはさておき、そのフィードバックを得られたことに感謝します)。

 このほか、「your」を使うかわりに、「Thank you for 〜ing.」(〜してくれてありがとう)という言い方もできる。

Thank you for pointing out the issue.
問題点をご指摘いただきありがとうございます。

Thank you for providing the material for the event.
イベント向けの資料をご提供いただきありがとうございます。

 このように、「thank you」(ありがとう)に一言フレーズを添えるだけで、より一層、感謝の気持ちを伝えられるので、工夫してみよう。

(記事/柏野裕美)

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