2016年04月15日 09時20分

「smoke free」は喫煙? 禁煙? 間違いやすい「実用英語」を紹介

公共の場所によっては喫煙すると罰金を科せられるため、充分気を付けたい [拡大する]

公共の場所によっては喫煙すると罰金を科せられるため、充分気を付けたい

 近年、公共の場所でも規制が厳しくなっている“タバコ”。アメリカも同様で、街中の規制は年々厳しくなっており、ニューヨーク市では、オフィスビルやレストラン、バーなどで完全禁煙が義務付けられている。

 そこでおさえておきたいのが、喫煙・禁煙にまつわる英語フレーズだ。英語圏やヨーロッパ圏では「This area is smoke free.」という看板を頻繁に目にすることがある。これはタバコにまつわるメッセージなのだが、ここで重要になるのは「喫煙」なのか「禁煙」なのか、という部分だろう。

 感覚的には自由(free)に煙(smoke)なので、「ご自由に煙草を吸ってください」という意味に解釈してしまう人も多い。だが、「〜 free」には「○○なし」や「○○抜き」という意味があるので、「smoke free」は直訳で、「煙なし」や「煙抜き」という意味となり、そのまま「禁煙」であることを表す言葉になるのだ。

 最初の質問に話を戻すと、「This area is smoke free」という文章は、日本語に訳すと「ここは禁煙エリアです」という意味になる。なにも知らずに「Smoke free area」で喫煙をしてしまうと、罰金対象となってしまう恐れもあるので注意が必要だ。ちなみに、アメリカのほとんどの州では、タバコは18歳以上からで10代のうちに喫煙は許可されている。こういったことも一応知っておくといいだろう。

 英語圏やヨーロッパの国々は、ほとんどの建物が完全禁煙になっていたり、禁煙エリアが広い範囲で設置されていたりと、喫煙に対して厳しい面がある。“知らなかった”では済まされないケースに発展してしまう恐れがあるので、十分に気をつけるようにしたい。

<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>

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