映画タイトルで英語を学ぼう! スタバでも話題を生んだ“作品名”とは?

映画「ペイ・フォワード」で広まった「pay it forward」はどんな意味? [拡大する]

映画「ペイ・フォワード」で広まった「pay it forward」はどんな意味?

 映画(特に洋画)のタイトルを何気に見ていると、「どういう意味だろう」と疑問に思うことはないだろうか。英語に興味ある人にとっては、ふとした疑問から辞書を引いたり、ネイティブスピーカーに質問したりすることで、学習のきっかけになることは多々あるし、非常に価値のある気づきともいえるのだ。

 そこで今回は、映画『ペイ・フォワード』を例に、その意味を紹介していこう。

 この映画は、天才子役といわれたハーレイ・ジョエル・オスメント主演で、2000年に製作。アルコール依存症の母親と家出した父親を持つ少年が、学校の担任から「世界を変えたいと思ったら何をする?」と問われ、「Pay it forward」と答えたことから物語が展開されていく。これは、自分が受けた善意をその相手ではなく、別の3人に送るというもの。

 実は、原題である『Pay It Forward』は辞書に載っていないことが多い。"pay back"は「返済する、仕返しする」という意味で使われるが、"pay it forward"は造語。原作者であるキャサリン・ライアン・ハイドが思いついたのだという。同氏は「ペイ・イット・フォワード財団(Pay It Forward Foundation)」の設立者でもある。

 最近でも、「ペイ・イット・フォワード」のニュースがアメリカで話題になった。アメリカのフロリダ州にあるスターバックスで、ある客が自分の後に来店した客にコーヒーをおごった。それが次々とバトンのように渡され、2日間で約750人が他人にコーヒーをおごったのだという。もはや"pay it forward"は、英語として定着しているのかもしれない。

 ちなみに、先日公開されたばかりの多部未華子と綾野剛が初共演した映画『ピース オブ ケイク』は、英語で「a piece of cake」だが、ネイティブスピーカーがよく使う表現でもある。「ひと切れのケーキ?」と思ってしまいそうだが、「楽勝、簡単、朝飯前」という意味だ。機会があれば使ってみよう。

【文・取材/寺本亜紀】
ライター、映像翻訳者(映画やドラマ、ドキュメンタリーの字幕翻訳・吹替翻訳)、キャリア・コンサルタント。英文科卒業。小学校英語指導者資格取得。カナダ、アメリカ、オーストラリアで親子留学を経験。

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