2015年06月03日 08時30分

「ホームシック」は成長のプラス材料! 5つの“解決法”紹介

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この時期だからこそ! 「ホームシック」5つの解決法

 進学・就職・転勤・留学など4月から新しい土地で一人暮らしを始めた人も多いだろう。新年度の慌ただしさが通り過ぎて、ひと段落した頃に、ホームシックに襲われるのは珍しいことではない。特に、環境に慣れ始めた海外留学などはなおさらだ。そんな時は、これから紹介する5つの方法を実践して、ホームシックの克服を目指してみるといいだろう。

【1】ホームシックになりにくい環境を選ぶ
 どんな人でも、暗くジメジメしたところにいると、気持ちが沈んでしまうもの。できるだけ、太陽が当たり、明るい人々がたくさんいる場所を選びたいところだ。

 進学や留学など、自分で滞在都市を決められる場合は、気候や治安が良い都市を選ぶとよい。転勤では自分で決めることができない場合もあるが、住居は日当たりが良い場所にする、居心地の良いカフェを見つけるなど、できる限り明るい気分が保てる環境づくりを心掛けるといいだろう。

【2】好きなことを気が済むまでやる
 好きな音楽を心行くまで聴いたり、好きなお笑い番組を観るなど、気晴らしや気分転換を思い切りすることは非常に重要だ。少なくとも、好きなことをしている間は、ホームシックの気持ちを忘れることができし、ストレスも軽減できる。

 大学生や留学生などは、勉強が目的で新しい地に来たのに、勉強もせずに好きなことをすることに後ろめたさを感じるかもしれない。だが、どんな時でも安らぎは必要なもの。それが勉強とかけ離れたものであっても、時には必要なのだ。

【3】打ち込めることを探す
 予定をたくさん入れて、自分自身を忙しくしてしまうことは、ホームシック対策として非常に効果的。友人と出掛ける、ジムに行く、料理の練習をする、習い事を始める、資格取得の勉強をするなど、自分から趣味や新たなことを増やすことで、気持ちが前向きになってくるもの。打ち込むことを大きな意味でいうと、恋をするのもその一つといっていいだろう。

 ホームシックの寂しさを昇華させ、自分を高めることができれば、ホームシックの日々も無駄ではかったと思えるだろう。

【4】肉体を疲れさせる
 ホームシックの時は、部屋に引きこもり、体を動かさずに頭ばかりを働かせて、無駄なことを考えてしまいがちだ。逆に、クタクタになるまでバイトをする、運動をする、とにかく走るなど肉体的に疲れれば、夜に余計なことを考えずに、ぐっすり眠ることができる。それだけでも、気持ちがすっきりする。

【5】電話やメールをフル活用する
 つらい時は我慢をせずに、遠く離れている家族や友人、恋人などと連絡をとる。SkypeやFaceTimeなど今は遠い場所でも手軽に連絡がとれる時代だ。これらを使えば、お互いの顔を見ながら話すことができ、より安心感を得られる。

 「親に心配をかけたくない」「地元の仲間に不満など言いたくない」という強がる気持ちは一度捨てて、話したい人と話すことが、心に一番の安らぎを与えてくれるだろう。

 ホームシックになること自体は、決して悪いことではない。むしろ、そういった経験を乗り越えたりすることで、自分の成長につながることも多いはず。また、ホームシックを体験することで、周囲のありがたみを実感し、再確認することもできるのだ。不安や寂しい気持ちが増えてきたら、まずはできることから少しずつ、自分のペースで進むようにしよう。

(記事/THE RYUGAKU)

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