2014年02月26日 09時30分

【子ども英会話】生徒獲得の鍵は「+α」の個性にあり?

知育か趣味か? さまざまな要素が盛り込まれつつある子ども英会話教室が登場。 [拡大する]

知育か趣味か? さまざまな要素が盛り込まれつつある子ども英会話教室が登場。

 小学校で英語が必修化され、幼児期から英語力を身につけてほしい、子どもを英会話教室に通わせたいと考える人は多いだろう。一方、最近では英語だけを教えるのではなく、英語力+αの「特色」を持つことで、子どもたちの知力を伸ばしていくスクールも続々と登場。学童保育にホビングリッシュなどタイプはさまざまだ。そこで、最新の子ども英会話教室事情をみてみよう。

■英語×学童保育(アフタースクール)

 平日の放課後に数時間、英語ネイティブ講師によるカリキュラムを実施する学童保育サービス付きのアフタースクールが増加傾向にある。なかには、幼稚園や小学校の近隣施設まで、スクールバスの迎車サービスがあるという英会話教室もある。

■英語×算数・理科(週末スクール)

 週末だけの数時間、英語で算数や理科を小学生に教える英会話スクールも登場。現役の教師や教師経験者のネイティブなどが、欧米などで使われているテキストを使用し、通常の授業さながらの内容を展開している。

■英語×サッカー教室(ホビングリッシュ)

 サッカーを通じて英会話や海外文化を学んでいくスクールが川崎フロンターレの「英語×サッカー教室」。日本代表のゴールキーパー川島永嗣選手が発起人となって立ち上げた「Global Athlete Project(グローバルアスリートプロジェクト)」とのコラボ展開となっている。

■英語×劇(ホビングリッシュ)

 ミュージカル仕立ての英語劇の公演にチャレンジするのは、英語劇プロダクション「MLS」。大きなホールでの発表は、照明や舞台などプロのスタッフが担当する本格的な公演となっている。出演者は、オーディションによって選ばれる。

■インターナショナルプリスクール

 子ども英語教室とは少し異なるが、英語で保育するインターナショナルプリスクールに興味をもつ人も多いだろう。国籍や宗教などが異なるクラスメイトと英語でコミュニケーションをとるので、自分の気持ちを英語で伝えるスキルや、異文化を知る国際感覚を身につけることができる。

 “好きこそものの上手なれ”という言葉があるように、子どもにとって「英会話」が勉強の1つに数えられるのではなく、子どもたちの探究心や好奇心を刺激していく材料となるかどうかが、大事なポイント。自ら「学びたい」と思えるスクール選びこそ、今後の英語力の習得の鍵となるのかもしれない。

※掲載情報は更新される場合あり。ホビングリッシュを申し込みする際は、事前に各ホームページで必ず詳細確認を。

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