2012年10月22日 16時26分

行きたい“大学の学園祭”、首位は3年連続で「早稲田祭」

 ダイヤモンド社は22日、学生・若者向けWebサイト「メンター・ダイヤモンド」の読者を対象に行った『行きたい学園祭ランキング2012』を発表。早稲田大学の早稲田祭が総得票数約3万4338票のうち6006票を獲得し首位にたった。同大学の学園祭が1位となるのは、2010年に調査開始以来3年連続となる。

 毎年約16万人が訪れるという早稲田祭(11月3・4日開催)。学園祭参加団体は約460、予算規模は約2400万円にのぼり、規模の大きさと企画の多彩さで支持された。今年は大隈講堂前でのステージ企画の復活もあり、例年以上に注目を集めている。

 2位から5位は大きく変動しており、東京外国語大学の外語祭、慶應義塾大学の三田祭など、昨年ベスト5に入った有名大学の学園祭を抑え、2位には5833票を集めた工学院大学の新宿祭(11月24〜26日)がランクイン。3位は5537票を獲得した明治大学の明大祭(11月1〜3日)が、4位は4515票で創価大学の創大祭(開催終了)、5位は1665票で青山学院の青山祭(開催期間11月2〜4日)など、個性豊かな学校が揃った。

 今年の学園祭のトレンドについて同社は「東日本大震災に見舞われた昨年は、自粛ムードが学祭にも及んだが、今年は一転、明るく元気にという学生の希望が現れた」と分析。明るい色彩と希望をイメージさせるテーマが増加したほか、受験生のために教授が模擬授業を実施するほか、校内ツアーや受験生向けのスタンプラリーなど、受験生を獲得するための高校生向け企画が近年増加傾向にあるともみている。

 同調査は8月1日〜10月5日、全国の大学100校を対象にWeb投票で実施している。

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