小中学生がつまずいている算数・数学の問題とは…

国立教育政策研究所が発表した全国学力・学習状況調査。小学校の算数、中学校の数学でもっとも正解率が低かった問題とは… [拡大する]

国立教育政策研究所が発表した全国学力・学習状況調査。小学校の算数、中学校の数学でもっとも正解率が低かった問題とは…

 理論的思考を養うと言われる理数系教育に関心が高まる中、国立教育政策研究所が小学6年生、中学3年生を対象に行った全国学力・学習状況調査の結果を発表。正答率が低かった問題を抽出したところ、学習課程でつまずきやすい問題や学習の課題が浮かび上がった。

 小学校算数で正答率が23.8%と最も低かったのは割合を出す問題で、表から適切な数字を取り出して割合の大小を判断しその理由を記述する能力をみるもの。また、必要な情報を用いて指定された高さにすることができるかを判断し、理由を記述する問題も27.0%と低かった。

 中学校数学では、ふたつの人工衛星の軌道の長さの差を求める計算からわかる事を選び、その理由を数学的な表現を用いて説明できるか確認する問題の正答率が11.8%と最も低く、図形の性質を数量の関係に着目してとらえ直し数学的表現で回答する問題も19.3%という結果になった。

 同研究所は小学校算数について「方法や理由を言葉や数を用いて記述する際、場面の状況や問題の条件に基づいて、必要な事柄を過不足なく記述すること」に課題があると指摘。また、中学校数学の課題は「数学的に表現したり、数学的に表現された事柄を読み取ったりすること」としている。

 なお、今回の調査では理科や国語も対象になっているが、「授業の内容はよくわかる」と回答した割合は小学校理科が86%、国語が83%、算数が79%。中学校理科が65%、国語が72%、数学が66%。算数・数学も含めて正答率が低く課題があるとされているのは「情報を整理し考察する力」と自分で情報を整理しながら説明する記述式の問題だった。

 同調査は2012年4月に抽出調査を実施した公立・国立・私立の小学校5224校(児童数26万2086人)、中学校4471校(生徒数44万2612人)の回答を元に集計・分析を行っている。


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