2012年08月03日 14時53分

海外大進学に必要な英語力を習得 ベネッセが少人数制web講座開講

 海外の大学や国内の国際教養系大学の進学や、将来英語を使った仕事に就きたい中高生を対象にしたweb講座をベネッセコーポレーションが9月1日よりスタートさせる。同講座『海外大併願コース WEB Class』は少人数のクラスを組み、インターネットを介してライブ授業を行うというもの。講義はネイティブの講師によって全て英語で行われ、生徒はヘッドフォンとマイクで通して会話をする。

 「首都圏以外に在住している中高生も受講できるよう開講した(同社)」という同講座は1クラス最大8名までで、英語力に合わせたレベル別で展開。リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能を磨き、海外大の授業や国際情勢などのニュースが理解できる英語力を身につけていく。また、「最終的には英語で自分の意見を主張でき、世界中の学生と議論ができるような英語力の習得を目指す」としている。

 同講座は、180分の授業を月に4回実施。また日本人講師による英語と日本語によるオプション授業も設定している。入会金は3万1500円で、授業料は月2万4800円、オプション授業は1万8800円。

 国際化に注目が集まる昨今、“グローバルな人材育成”は大きなテーマとなっており、文科省は全国の高校生を対象に英語力調査を実施し、東京大学は「語学エリート育成プログラム」を発表するなど、さまざまな施策が打ち出されている。そんな背景を受け、同社は中高生や保護者の間で海外大への進学に関心・ニーズが高まっている点に着目。2008年にはハーバード大学やイェール大学などの海外トップ大学に進学を目指す進学塾「Route H」を、11年にはお茶の水ゼミナールにて「海外大併願コース」を開講するなど力を入れている。

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