2012年02月07日 14時05分
DIESELが新卒の“秋入社”導入
ディーゼルジャパンが2013年新卒採用より10月入社の「Brave採用」を導入
東京大学が全面移行に向けた検討を打ち出し、他大学や経団連も続々と賛成の意向を示していることで注目を集めている大学の秋入学。そんな中、イタリアのファッションブランド「DIESEL(ディーゼル)」などを展開するディーゼルジャパンは7日、10月入社の「Brave (ブレイブ)採用」を導入すると発表した。
ディーゼルの重要なキーワードである“Brave(勇敢)”を名づけた今回の取り組みは、「卒業後、入社する10月までの半年間で“学生時代に忙しくてできなかった事”、“社会人になる前にやっておきたい事”など、自分らしさを高め、また、自分を成長させてくれることにチャレンジして欲しい」という狙いから実施を決めた。
新卒の10月入社枠は2013年度新卒採用からで、従来の4月入社採用と並行して行う。国際化の波に合わせ秋入社を行う企業は年々増加しているが、現在80カ国以上に約5000ヶ所の販売拠点を持つブランドを展開している同社だけに、国際的な感覚と広い視野を持つ人材はほしいところ。同社は卒業から入社までの半年間を有効活用してもらうことで「入社後にも既成の価値観にとらわれることなくクリエイティブに活躍できる人材へと成長することを期待しています」としている。