超初心者向け! 40代子持ち音楽ライターの「オンライン英会話」奮闘記

Vol.1:「英語を話せるように」そのきっかけは…

 40代の2児の母で、音楽ライターとして活躍する筆者が、初めて「オンライン英会話」を体験。英語は好き!洋楽も好き!なのに英語が話せない。英語アレルギーがあるわけでもないのに、どうして話せないの?どうして続かないの?そんな彼女が初めて「オンライン英会話」に挑戦。スカイプの使い方さえも分からない彼女が、果たして「オンライン英会話」体験まで辿り着けるのだろうか?

「音楽ライター=英語が話せる」は嘘だった!? 英会話でコミュニケーションするのが憧れです

編集者Y:「川上さん、英会話できる?」
川上:「へ? できるわけないじゃないですか」
編集者Y:「良かった! オンライン英会話に挑戦してみない?」
川上:「オンライン英会話?」
編集者Y:「スカイプは使えるの?」
川上:「そもそもスカイプって何ですか?」

 ――みたいなやり取りから始まったこの企画。音楽ライターとして働いて四半世紀、まさか自分にそんな仕事が来るとは思っていませんでした。音楽ライター=英語が話せそうという業界内のイメージを軽くすっ飛ばしてオファーしてくる編集者Yさん、目のつけどころがシャープっすね!

 いやね、私も英語は好きなんですよ。感情を直接伝えられる抑揚のある話し方とか、まるでメロディーのようにつるつる流れていく滑らかな発音とか。独身の頃は海外旅行が好きであちこちの国々に行き、さほど恐れずに旅行英会話くらいはしゃべっていました。でも、よーく考えてみたら、しゃべっていたと思い込んでいたのは自分だけで、意志疎通に必要な名詞を連発していたにすぎず、それを相手が用件として汲み取ってくれていただけのこと。それでも海外へ行くと、帰りの飛行機の中では「やっぱり英会話を学ぼう!」と覚悟を決めておきながら、日本に着陸したと同時に安心しちゃって、そんな気持ちも薄れていき、英語でのコミュニケーションは憧れという都合のいい棚に納められてきました。

 ほんの一時、英会話カフェで外国人講師と会話するというレッスンを試みたことがあるんですけどね、レッスンのためにスケジュールを調整するのも、次回までに予習・復習するのも、仕事の忙しさで後回しにしてしまい、結局フェードアウトしました。うぅ、苦い。

切なる思い…… 子どものために! 英会話ができるようになりたい!!

 で。それから数年して子どもを産み、子どもを通して世間を見るようになってみたら、世の中の英語浸透度は私の知っているレベルとは大きく変わっていまして。日本語を覚えるよりも先に英語を習っている幼児が周りにたくさんいたり、たまにランチするママ友が、じつは海外勤務の経験があって英語ペラペラな人だったり、娘(小6)と息子(小3)の小学校ではネイティブのティーチャーによる英語の授業がかなりの頻度で行われていたり。英語って、もはやこれからの時代を生きる上で必須科目なのね!と、かなり遅ればせながら驚愕したわけです。

 ちなみに我が家の英語事情は、夫が都内某大学の英文科卒。洋楽しか聴かない音楽バカ(笑)。確かに英語の理解力はすこぶる高いし、音楽業界で仕事する上ではまったくもって困らないレベル……なんだけど、英会話としてのコミュニケーション能力という意味では、疑問ありまくりなんですよね。要するに、テストでは常に高得点だけど、いざ会話となると得意ではない。たぶん、それって私たちの世代には多く見られることだと思うんです。実際、夫は「子どもには俺が英語を教える!」とか言っているけど、それじゃ成績が上がるだけ。違うのよ、これからはもっとグローバルな夢に向かって羽ばたく翼が必要なのよ!

 ……なんていう気持ちになっていたところに、このオンライン英会話の体験オファーが来まして。それだけ世の中では英語の需要が高いってこと。英語を憧れのまま葬り去ろうとしていた私に話を持ってくる……編集者Yさん!あなた本当に目のつけどころが(以下略)。そんなわけでこのたび、一念発起。自分の憧れのために、ひいては子どものために、実践できる英語力を身につけよう!と重い腰を上げてみました。

超初心者流「オンライン英会話」の選び方 え? 決め手はスカイプなの?

 いや〜、そうは言ってもこの腰、かなり重いですよ?なんせ英会話にトライするという大海原に出る前に、スカイプ接続というデカい壁があるんですから。それでも、まずは編集部からもらった『オンライン英会話のランキング・比較』をもとに、自分に合いそうなオンライン英会話を探してみることにしました。

 探し方は、片っ端から公式サイトを見まくっただけ(笑)。これがまた想像以上に、各社から受ける印象が大きく違っているのも発見でした。なんせこっちは英語初心者レベルオンライン赤ちゃんレベルスカイプに関しては野生動物レベル。まず大事なのは、その3つにビビっている人をいかに受け入れようとしてくれているか、ざくっとサイトを見ただけでわかりやすく説明してくれているか、料金やレッスン時間にどのくらい柔軟な姿勢で対応してくれるのか。そんな偉そうな条件で探していくと、例えば一A社は初心者OKと謳っていても、熱意はTOEICの取得やビジネス英語に注がれていたり、一方でB社やC社はサイトの作りがシンプルで、いざ飛び込むにはまだまだハードルが高いところも多々ありました(ほんと偉そうですみません)。料金やレッスン形態には、どこも大差がないんですけどね。

 ただ、そんな中、ピンときたのが「hanaso」というオンライン英会話。サイトはカラフルで見やすく、初めてのスカイプでは私たちが見守ります的な優しさが滲み出た説明がステキ。何よりhanasoという名前の通り、英語でのコミュニケーションにわくわくさせてくれる印象がありました。斬新な英会話メソッドで人気の高い関先生が監修しているというのも、かなり気になります。はい、ここに決めさせていただきます!お?ちょっとやる気になってきた!そして今、良さそうなレッスンを見つけた嬉しさと同時に、スカイプをつなげる恐怖心が沸き上がっているのでした。ざわざわ〜。
【プロフィール】
川上きくえ
1973年9月11日生まれ。神奈川県出身。音楽ライター。
高校在学中から音楽雑誌のアシスタントを始め、19歳でライターデビュー。音楽雑誌を中心に、エンタテインメント誌や映画プログラム、音楽系webなどで執筆。インタビューの相手は強面のミュージシャンからアイドル、俳優など多方面にわたる。夫は音楽ディレクター。どこに出しても恥ずかしくない娘(小6)と、どこに出してもおもしろいことになっちゃう息子(小3)の二児の母。
【校閲/田仲典子(株式会社ぷれす)】

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