胎児からの英会話・英語教育

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 胎教が成果をもたらすかどうかは科学的に証明されていませんが、実践されたお母様方の話を聞いているととうてい無関係とは言い切れません。胎教が赤ちゃんの一生を左右するという専門家もいるほどです。ここでは数ある胎教の中から、特に英語教育に関する実践方法や教材を紹介します。
 出産前の英会話教育は、胎児の脳が形成される妊娠8週目頃からはじめる方もいらっしゃれば、安定期に入る16週目頃からはじめる方もいらっしゃいます。多くの方は、お腹が大きくなりはじめたり、お仕事が産休に突入した段階で本格的に始めているようです。下調べや計画、教材の準備は体が自由に動く間に済ませておきましょう。
 胎教の目的は胎児に外部刺激を与えることだけではありません。お母さん自身がリラックスすることも非常に重要です。母体がストレスフリーになることで関接的に胎児にもよい影響を与えるのです。その点をふまえて、教材選びの際は趣味に合わないと判断したものを避けて、お母さんも楽しみながら取り組める方法を取り入れましょう。
 最近では、妊婦を対象にした胎教スクールも多くなってきました。カリキュラムには、お腹の中の赤ちゃんに対する語りかけのほかにマタニティヨガやエクササイズ、食育指導なども含まれています。「お母さん学校」といってもいいかもしれません。糸電話や聴診器に似たもので、おなかに直接当てて話しかける「プリガフォーン」というものがあります。これを取り入れているスクールも中にはございます。
 英会話ができる人の場合、お腹の上から英語で話しかけるだけで効果を得られるかもしれません。このとき大切なのは、英語と日本語を混ぜないことです。英語で話すときは英語、日本語で話すときは日本語とはっきり区別しましょう。
 やはりプレイヤーから流れる講師やキャラクターの声よりも、振動としてダイレクトに胎児に届くお母さんの声の方が胎教には重要です。教材を利用するときは、お母さんも一緒にテープの音声を発音して聞かせてあげましょう。「自分は英語が得意じゃないから逆効果なのでは?」と思われるかもしれませんが、心配はありません。何度も聞いて発音しているうちに、自然とお母さんも英会話能力が身に付きます。
 胎教の中では最も重要な位置づけとされている「子守唄」も、歌詞が英語のものをチョイスしましょう。「Twinkle twinkle little star(きらきら星)」や「Hush little baby」などがおすすめです。複雑で難しい歌よりも、シンプルで簡単、メロディもゆっくりしたものをおすすめします。
 「英語を耳に馴染ませないと!」と思うと、とりあえず闇雲に動いてしまいがちです。しかし、このとき大人向けの英会話CDをそのまま胎教に流用したり、激しい洋楽ロックをヘッドフォンで聴いたりと、無理やり押し込む形にならないよう気をつけましょう。何より大切なのは母子ともに健康であること。生まれる前にお母さんが見聞きしたものがそのまま子供の記憶になるということを意識して行動にうつすようにしましょう。

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